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2023年に読んだ本10選(教育・起業・逆境がテーマに)
激動の一年。自分が読んだ本を振り返ると、その年の自分の関心軸とコンディションがわかりますね。
教育(こども参画まちづくり)に大きく舵を切った一年だったし、自走していくための起業とか、環境変化による逆境とか。
特に印象に残った10冊を紹介します。
1.冒険の書
都農町ですすめている「こども参画まちづくり」のバイブルに。泰蔵さんが立ち上げた「VIVI STOP」を過疎地初として都農町に!が来年の目標。
「つくる」と「わかる」
小さな「問い」に始まり、「つくる」ことを通じて「わかる」ようになる。「わからない」こともたくさん生まれ、そこからさらなる「問い」が生まれる。繰り返していくうちに、「形になったもの」が生まれる
がらにもなく、書評を寄稿させて頂きました。
— 中川敬文@こども参画まちづくり (@keibun_n) October 31, 2023
トラベルジャーナル「この1冊から始めよう」
観光テーマの雑誌ですが、最近、一番共感した孫泰蔵さんの『冒険の書』を紹介しました。都農町のHOSTEL ALAに来るゲストと話をしていても、答えというより新しい出会いで問いが見つかる旅のニーズを感じてて。 pic.twitter.com/YErflkie7s
2.山の上のパン屋に人が集まるわけ
本はもちろんだけど、リアルな平田さんから学べたことも大きな収穫。4月は長野県東御市へ平田さんに会いに行き、6月には都農町に講演で来て頂き、ぼくらが主催する「つの未来会議」史上、最多の動員!
自分が仕掛けなければ何も起こらない
通りすがりの人が偶然来ることはない
3.エフェクチュエーション
実効理論と呼ばれるとおり、現場で実務をしてきた者として、初めて腹落ちした起業本
優れた起業家が実践する「5つの原則」
①手中の鳥(目的主導ではなく既存の手段主導)
②許容可能な損失
③レモネード(偶然をテコとして活用)
④クレイジーキルト(全ての関与者とパートナーシップ)
⑤飛行機のパイロット(コントロール可能な活動に集中)
4.じぶん時間を生きる
軽井沢への移住体験記でもあり、なおさら共感、理解が深まりました。
コンサーマトリー
今行っていることを未来の目的やゴールに対する「手段」とするのではなく、「行為」として楽しむ姿勢。
「今ここ」を楽しむ蓄積から結果的に未来が生まれる
5.さみしい夜にはペンを持て
日記はその日起きたことを記録するのではなく、感じたこと、思ったことを未来の読者、自分あてに書くという一節に深く共感。
書くことは考えること。考えることは書くこと。
考えるとは「答え」を出そうとすること。思うこととの違い
6.コンセプトの教科書
企画の社内研修用にも使わせてもらいました。めちゃくちゃわかりやすかったし、スタバをはじめ実例が豊富なので、実践的。
インサイトはまだ満たされない隠れた欲求。
インサイト型のストーリーは顧客を救済する物語。
基本構文は「AだけどB」。矛盾する2つの心理
7.新渡戸稲造「壁を破る言葉」
いま現在の自分に一番、突き刺さるフレーズの宝庫。
変えられるものは勇気をもって変えるべき
変えられないものは冷静に受け止める
大事なのは変えられるか、変えられないを見極める知恵
(『ニーバーの祈り』より)
8.定年前と定年後の働き方
一般企業に勤めていたら、ぼくもあと3年で定年。あらためて、働く意義とか目的を考えさせられました。
ウェルビーイングを構成する3つ
・サティスファクション(日常生活への満足度)
・ハピネス(喜び、悲しみなど快楽・感情評価)
・エウダイモニア(人生における意義・目的意識)
9.人生後半の戦略書
年々、記憶力や瞬発力に衰えを感じていた自分が勇気をもらえた「結晶性知能」の活用。
結晶性知能(過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力)
10.なぜ学ぶのか
60代、70代で起業から立命館APUの学長まで、生き方そのものがロールモデルの出口さん。「面白く」「選択肢を増やす」に強い共感を。
なぜ学ぶのか
①人生をより面白く生きるため
②周囲から与えられた常識を疑うため
③人生の選択肢を増やす
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