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#16「ドラえもん2 のび太のトイズランド大冒険」(1993)

前回アンパンマンのゲームについて書いたのなら次はドラえもんゲームだろうということで自分が初めてやったドラえもんのゲームについてあれこれ書いてみようと思う。

アン アン アン とっても大好き ドラゲ~。




・どどどどどどどどドラえもん

例のどらえもん

子供の頃にどらえもんはアニメで見ていまして、夏休みとかになると祖父母に遊びに行って、近くのレンタルビデオ店で昔のドラえもんをよく借りて見ていました。

アニメの他に映画も母親に「ねじ巻き都市冒険記」を連れて行ってもらったり、テレビ放送で銀河超特急や夢幻三銃士なども見ていました。
個人的にドラえもんのび太の創世日記は天地創造みたいな感じがとても好きでした。

そんな感じもあってドラえもんのゲーム通称どらゲー(※そう言われているかどうかは不明だが)も触れるようになり、数多いどらゲー作品の中で初めてやったのがエポック社のトイズランド大冒険。

正直、何がきっかけで買ってもらったのかは思い出せないのだがこのゲームをプレイしていたことは確かである。
後々、トイズランドの発売日を調べたら自分の誕生日だったのでもしかしたら誕生日プレゼントで買ってもらった物かもしれないが、祖父はもう亡くなりこの件は謎のまま。


・キャラゲー?それがどうしたぼくドラえもん!

序盤から王道の流れ

物語はスネ夫の自慢から始まって、そこからのび太が自分も持っているよとでたらめを言って実際にのび太の家でそれを見に行くというアニメでも見かける王道の流れ。
帰宅するとおもちゃが現れ、おもちゃばかりの島トイズランドに招待してくれるということで、みんなでトイズランドに行きそこで今作のボスが現れて…といった感じのストーリー。

今作は序盤からのび太やジャイアンを使用することができ、ステージ2からはドラミちゃんが登場してプレイできるようになって、バリエーションは豊富で楽しめるものになっている。

ゲーム自体、当時の時代の難易度はあるが何度かやったり、ボス戦もガチャ押しで倒せるのもいるので詰んだりするようなレベルではない。
かといってあまあまな感じもなくドラえもんソーセージぐらい歯応えがある作品になっているかなと。


・のび太なプレイ

空を自由に飛びたいな♪

中盤からトイズランドの世界をタケコプターで飛びながら、ステージを見つけて攻略していくのだが、そのフィールドが広い。
アクションのイメージが強かったので、ろくすっぽ町の住人に話もしなかったのでひたすら迷いまくっていた思い出がある。

他にも各キャラクターには攻撃ボタン長押しで使えるミラクルアタックというのがあるのだが、説明書をちゃんと読んでいるのかわからないままやっていたので、大人になってからミラクルアタックの存在を知ることに…。

さらに各キャラクターは若干能力も違っており、のび太は連打性があるが火力が低かったり、スネ夫は移動スピードが早いけどブレーキが悪く滑りやすいというのを初めて知る。
それに加えて道具も種類によっては火力も違うので、なかなか倒せないボスがいるなと思っていたが…知らずにのび太を使っていたとなると、アニメののび太以上に道具とか性能を使いこなせてなかったなぁ…。


・いいきょくなんだよドラえもん

トイズランドの曲は本作オリジナルといくつかの曲は前作の妖精の国に使われたのが、アレンジとして再登場されている。

ほのぼのしている感じのホビーナの神殿ステージ曲から、キットラ城ステージの曲みたいなラスダンあふれる曲もあり、何度もプレイをしていても聞き飽きないものになっている。

・音楽のステージ

マーチングサウンドで行進したくなるような曲調。
アクションの方は消える床に上下画面広々としたステージなので、難易度は高い方にはなっている。

・南風のステージ

前作の妖精の国、雲のステージにて流れた曲。
疾走感があってとてもいいサウンドになっていて、GB「ドラえもん 対決ひみつ道具!!」のラストステージにでも使われて、ドラえもんゲーム音楽でも人気のある音楽となっている。

・キットラ戦

前作の妖精の国ラスボスにも使われていた曲のアレンジ版。
今作もラスボスに対してドラえもん一行全員で戦う姿と、この音楽が相まってラストを締めくくるとても熱い場面になっていて最高。


・エポックのメッセージ

スーパーファミコンのドラえもんゲームは子供向けに作られたゲームですが、大人も考えさせるメッセージ性が込められており、本作品はおもちゃを通じて物の大切さなどのメッセージが込められています。

キットラは元々は普通のおもちゃ同様子供に遊ばれていたのだが、いつしか飽きられて捨てられてしまい、それがきっかけで人間たちに復讐するようになってしまった。

物にも感情があり心がありそれを粗末に扱うことによって、いずれ何らかの形で人間に襲い掛かるかもしれないという警告がストーリーに込められています。

このゲームの発売元がおもちゃ会社のエポック社だからこそよりそのメッセージがあると大人になって改めて思いました。

おもちゃ以外にもこのテレビゲームだって通じるものはあります、ク〇ゲーやキャラゲーにもあること。

あまりにもぞんざいな扱いをしていると、いつかはしっぺ返しが来るのではないかと…。

最後のドラえもんたちのメッセージが嬉しかった。




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