【音楽】夜に聴きたい歌 #2

前回に続き「夜に聴きたい歌」をご紹介します。

今回は「まどろみながら聴きたい歌」「眠れない夜に聴きたい歌」です。

まどろみながら聴きたい歌

夜汽車 / MAMALAID RAG

ボーカルの田中さんが佐賀出身で、1stアルバム発売時に私の地元・大分のタワレコに来てくれたんです。インストアライブ見に行ったなぁ。

レトロな喫茶店が似合うママラグの歌ですが、『夜汽車』は寝る前にホットミルクを飲みながら聴きたい。

眠りの森 feat.ハナレグミ / 冨田ラボ

作詞：松本隆、作曲：冨田恵一、歌唱：永積タカシ…名曲が生まれないはずがない。

でもこうして眠りの森へ
彷徨う君はとても無防備
小舟に横たわってる
妖精のように…
流星雨の音が響いている

なんて綺麗な詞なんだろう。
詞、メロディ、歌声すべてが心地よい。

この歌が収録されているアルバム『Shipbuilding』では、キリンジの『香りと影』畠山美由紀さんの『耐え難くも甘い季節』も好きでした。名盤。

00:00(Zero O’Clock) / BTS

圧倒的な歌唱力で歌の世界へ連れていってくれるグクの声、ジミンちゃんの天使のような透き通った声、テテのあたたかく深みのある声、ジンくんの真っ直ぐな声。沁みる…。

いやなことがあった日は、この歌を聴きながら眠りにつきたい。
幸せな気分に包まれて、何もかも忘れられそう。

眠れない夜に聴きたい歌

ナイトクルージング / Fishmans

独特の浮遊感に、この世のものとは思えないサウンド。
深夜に聴いたら別世界へトリップしてしまいそう。

Human Nature / Michael Jackson

都会の中で孤独を感じながら、夜の街に愛を求めて彷徨う。
スーパースターとして生きるマイケル自身を思わせる、せつなくも美しい一曲。

街を彼女と表現したり、apple（ニューヨーク=The Big appleと禁断の果実)など神聖なモチーフが使われたりと、詞の美しさにも魅了されます。

Drifter / キリンジ

『エイリアンズ』と並ぶ名曲。

随所に比喩がちりばめられ、哲学的でありながらも、誰もが共感できる感覚を表現する高樹さんの感性。

サビの盛り上がりも感情的になることなく、柔らかく歌う泰行さんの澄んだ声。

これはもう、堀込兄弟のキリンジにしか為し得ない業だよなぁ。

欲望が渦を巻く海原さえ
ムーン・リヴァーを
渡るようなステップで
踏み越えてゆこう　あなたと
この僕の傍にいるだろう？

ラストのメロディラインと詞が至高。

余談ですが。
夫と付き合ったばかりの頃、
車のプレイリストにこの歌とSyrup16gの『Reborn』が入っているのを見て
「この人とは気が合いそう」と思ったのですが
夫曰く「Bank Bandのカバーで知った」とのことでした。
桜井さん、ありがとう。

***

以上、2回に渡って「夜に聴きたい歌」をお届けしました。

20年以上前の歌が多いのは、私が最近の歌を知らないからです💦

ちなみに。
最近入眠するときに聴いている歌は、ジンくんの『AWAKE』です。
繰り返し聴いていると、2周目くらいで寝落ちしてしまいます。推しの声は癒し♡

最後までお読みいただき、ありがとうございました。