けい

土地家屋調査士。土地と建物の不動産登記の専門家(国家資格者)は表向き、最新デジタルガジ…

けい

土地家屋調査士。土地と建物の不動産登記の専門家(国家資格者)は表向き、最新デジタルガジェットやカメラ、映像、ネットゲームのオタク(オタク歴は40年くらい)。

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  • Re.学問のススメ

    若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話

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Re.大学のススメ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第1話)

「Re.」は「再び」の意味として使いたい。というのも、私は大学を18歳から24歳まで6年間通って結局中退した。理由はあれこれあるが、ずっと心の中にあるトラウマのようなものだった。 幸い仕事は学歴に関係なく取得できる国家資格に合格し、それなりにお仕事もこなして生活レベルも普通程度には維持できている。自分が大学中退でもそこそこ食べていけるので、子供たちにも学歴よりは資格取得を勧めていたのだが、私とは正反対に関西の有名私大を二人とも普通に卒業してしまった。まあ...学費は高かった

    • 履修できない状況が続く

      大学に入り直したものの、時期を同じくして日本土地家屋調査士会連合会の理事を拝命し、更に土地家屋調査士の日常業務がとてつもなく増大したため、通信教育とは言え時間が全く取れなくなってしまった。 ひどい時は90日連勤、つまり三か月お休みを取ること無く毎日業務や会務をこなしたこともあった。今は、月に二日くらいかなお休みって言える日は。 ま、そういう事で暫くは勉強は諦めて、業務と会務に集中する日々が続きます。が、業務=地理と密接に関わっていますので、とにかく論文用に資料集めたり、実

      • Re.大学のススメ⑦ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第7話)

        前回の記事を書いたあとに、実は入院手術を受けていました。さらに団体の役職就任とか会議とか、とにかく勉強に打ち込む時間がまったくなく。このままではまた退学しなくてはいけないのかとすら思っています。 その代わり、地籍問題研究会の発表会に出席したり、多くの学者さんの意見を拝聴したり意見を交わすこともあり、教科書では知り得ない内容を習得しています。 特に学問としての地理ではなく、現実社会の土地にまつわる改正土地基本法に関しての研究がすすみ、今後の事業や私の学習方針にも影響を受けそ

        • Re.大学のススメ⑥ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第6話)

           大学の図書館利用許可がまだ手元に来ない....国会図書館の再利用許可は簡単にできた。  というわけで未だに勉強に手がつかない52才ですが、まあ慌てずに取り組むのでいいです。3年計画が4年計画になったところで、当初の60才入学に比べたらずいぶんと早巻き過ぎてます。  その間にやってきたのは主に2点(ゲームは別として)。一つ目はドローン測量の初歩である、「Metashape」のインストールと習得。二つ目は部屋の環境整備である。  「Metashape」はAgisoft社が

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        Re.大学のススメ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第1話)

        • 履修できない状況が続く

        • Re.大学のススメ⑦ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第7話)

        • Re.大学のススメ⑥ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第6話)

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        • Re.学問のススメ
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          役員の去就について

           私は土地家屋調査士という資格を保有しており、土地の境界(筆界)に関する専門家という立場で日々業務している。主に不動産取引の前提となる土地という客体の物的状況を、測量と登記申請というハード&ソフト的な処理で国のデータベース(不動産登記情報)に登録を行うことができるオンリーワンの資格になる。  土地家屋調査士という肩書を名乗るには、各都道府県(全国49か所、北海道は複数あり)に本部を多く土地家屋調査士会(単位会)に登録し、さらに会を束ねる日本土地家屋調査士会連合会の名簿に記載

          役員の去就について

          Re.大学のススメ⑥(若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第6話)

           勉強が手につかない(焦)  そういえば昔から、本を買った瞬間にその本を読んだ気分になってしまう悪い癖がある。同じように通信教育テキストがあまりもたくさん届いたので、すごく勉強をした気分になってしまっている。が、全然進んでいないのが本当だ。  現在「人文地理学概論」と「地図学」の2冊を読み込んでいるが、年齢のせいもあるのだろう中々頭の中に浸透してこない。「地図学」のほうは既に測量士の資格取得時にある程度の勉強していることと、最近ではオルソ画像を作るためにドローン撮影をして

          Re.大学のススメ⑥(若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第6話)

          Re.大学のススメ⑤ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第5話)

          まずは環境を整えましょう。 ということで、このGWは自室のリフォームに勤しみました。全く勉強が進んでいません。言い訳しても仕方ないので、正直に話します。 子供たちが巣立っていった我が家、子供部屋を自分の書斎にするため全部リセットしてみることにした。 全部空っぽにして、壁紙もチェンジすることに。床やエアコンを養生して(今は便利な養生テープ、フィルムがあります)、帰省してきた娘たちに手伝ってもらって4時間ほどで壁を全面張り替えました。 ここまで手を入れるともうやる気しか湧

          Re.大学のススメ⑤ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第5話)

          続・Dropboxが使えなくなりました。

          その後Dropboxからの連絡は全くありません。 というわけで、現在の対処方法は二つ。 ①Dropboxのサポートコミュニティに投稿して、こちらがサポートスタッフの目に留まることを期待する。 ②アメリカ本社のサポートデスクが開設しているFacebookのメッセージでやり取りする。 ①に投稿したものの、やはり公式サイドからの連絡はまったくありません。私と同様の措置を取られたユーザーもちらほら見受けられます。さらに公式サポートが他の質問にも全く答えていない状況となっています。

          続・Dropboxが使えなくなりました。

          Re.大学のススメ④ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第4話)

           今回は履修届の話。  かつて大学生だったころ、毎学期始めに履修届というものを提出する必要がありました。今年はどんな授業を受けようかな、簡単に単位が取れる科目はどれかな、友人(同じクラブの)はどこを受けるんだろうなんてことをワイワイ検討した覚えがあります。  ところがこのたびの通信制大学の場合、どうやら履修届はスクーリングと呼ばれる集合形式の科目くらいが事前届け出制で、とりあえずは配られた教材やシラバスに記述されたテキストを独学で読み解き、レポートをとにかく書いて提出する

          Re.大学のススメ④ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第4話)

          Dropboxが使えなくなりました。

          4月2日の夜遅くにいきなりそれはやってきた。 これまで、事務所のWondowsPCと自宅兼副事務所のMacminiをDropboxでデータのやり取りをしていたのですが、なぜかMacで同期が進んでいないことに気づきました。 M1 Mac特有のクラウドストレージの不具合かと思い、明日になればそのうち治るでしょとタカをくくっていたのですが、あくる日になっても一向に改善しません。 それならば、WebのDropboxにアクセスしてダウンロードしてみようかと思ったところ、アカウントにア

          Dropboxが使えなくなりました。

          Re.大学のススメ③ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第3話)

           昨日(4月14日)夕刻、レターパックで学生証が送られてきた。一目見て「写真に貫禄がありすぎる」という違和感で大笑い。これは学生証ではなくて職員証だな。そう、大学職員が首から下げている例のアレみたいだ。写真を会社のプロフィール用に撮ってもらったお気に入りのポーズにしたせいか、ちょっと斜に構えて偉そうだ。  いざ、学生証を手に取ると少しやる気が湧いてきた。いよいよ遅咲きの学生本分である勉学に勤(いそ)しもう。  学生証を手に入れて思うことは、学割が使えるんじゃないのか?とい

          Re.大学のススメ③ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第3話)

          高千穂峡

          高千穂峡

          Re.大学のススメ② (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第2話)

           第2話で予定していた「学生証」が手元に届くのはもう少し先のようです。第1次募集に間に合わなかったので、一月くらい遅れの4月中旬に入学が許可される(と思っている)でしょう。  今回はどの学科を選んだのかを書きますが、その前に、すでに大人になった私の趣味趣向を見つめ直しました。その興味のある事柄をもう少し学術的に説明できるようになれば、より趣味が広がるのではとも思ったからです。  特に好きなものは車で旅に出てカメラで風景写真を撮ること。若いころはバイクでツーリング派でしたが

          Re.大学のススメ② (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第2話)

          所有者不明土地問題

          今日は、土地家屋調査士というお仕事の一端を紹介。我々土地家屋調査士は土地の筆界(いわゆる境界)を明らかにする唯一の国家資格者なんですが、筆界を明らかにする行為には、その筆界を共有する人、つまりお隣さんとの立会確認(どこまでが境界なのかを確認)が必要なんです。 なので、お仕事の依頼を受けたらまず最初にするのが隣接(お隣さん)の所在確認となります。ご近所同士が顔見知りなら特に問題はないように思えますが、ここ最近では数軒のお隣さんのうち一軒だけは空き家であったり、空き地であったり

          所有者不明土地問題

          子育て期間が終了したパパの子育て論(自論)

          先日の投稿で子育てが終了したことをポツリとつぶやいた。数人の目に触れているので調子に乗って「子育て論」なるものを思い出してみた。 子供に依存しない生活子供に依存しないことは常に心掛けてきた。つまり生活を子供中心に据えないという考えだ。その前にそもそも「仕事は人生の目的ではなく、手段である」という考え方の人間なので、生活は自分の趣味(興味のあるもの)が中心に生きてきた。となると、子育てを趣味としていなかったので、必然的に生活の中心ではなく、ドーナツの輪っか部分であったのだろう

          子育て期間が終了したパパの子育て論(自論)

          moetsuki

          日本語で「燃え尽き」と書くのは躊躇った。なぜなら人生そのものはまだまだ燃え尽きていないからだ。というもの、昨日下の娘を東京に見送り、私の子育て期間が満了したからなのだ。 格好良く「子育て」なんて書いてみたものの、「子育て」なんてした覚えがない。別に放任主義でもなければ、家庭を顧みない自己中旦那でもないとは思う(ここは私が評価するものではない)のだが、特に「子育て」に熱心だったなんて思ったことがない。 上の娘は吹奏楽に夢中でよく演奏を聴きにいったけれど、これも一般的な親ばか

          moetsuki