ケイタ

日本的美をコンセプトに日本の風景を切り取っています。ストリートスナップも好きでよく撮…

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日本的美をコンセプトに日本の風景を切り取っています。ストリートスナップも好きでよく撮ります。また、海外ではアジア・ヨーロッパを約30ヶ国を訪問し写真を撮ってきました。→https://keita-blog.com/

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僕がnoteを書く目的について

僕は生まれてからずっと神奈川と東京で暮らしており、いわゆる都会っ子と言うものでした。 生まれてから27年間、人が多くゴミゴミとした空間で暮らしていく中で、歳を重ねるごとに都市という存在が嫌いになっていきました。 僕は都市は資本主義の毒溜まりとも感じているし、人の欲望が限りなく増幅される象徴として捉えています。街はあふれんばかりの広告で埋め尽くされ、景観は破壊され、経済合理性こそが神であるかのように人々は消費を煽り、煽られています。 ただ、写真を撮り始めて気がついたことは

    • 人を動かすのに重要なのは「お願い」ではなく「問い」

      就職活動が公式に解禁され、現場で働く一人として学生と面談をする機会が出てきました。そのとき、在宅勤務について聞いてきたことに一つの希望を見出したのです。 僕が就活をしたのは2017年で、在宅勤務やリモートワークは限られたごく一部の人しかしないという認識でした。実際、就職活動の場で在宅勤務やリモートワークという単語を聞いた記憶はありません。 もちろん、こちらが在宅勤務に関する話題を出したということもありますが、会社選びをする上で在宅勤務を取り入れいているかどうかを就活生が重

      • ピントをあえて合わせない、という選択肢

        カメラで写真を撮る際の基本は、被写体に対してピントを合わせることです。カメラを趣味にしている人でなくとも、ピントを合わせることは当たり前に行っているかと思います。 スマホの場合は自動でピントを合わせてくれますし、狙ったところにピントが来なければ、手で画面にタッチしてピントを合わせたりしますよね。 ただ、写真撮影においてピントを合わせることは基本であるというだけで、絶対のルールではありません。写真は現実世界をなるべく正確に記録するために開発されたものですから、本来の役割であ

        • 【LeicaQ2】越後湯沢へ滑りに行ってきました

          2021年の1月、スノーボードをするため越後湯沢へ日帰りで行きました。緊急事態宣言が出ている中でしたので、人が少ないであろう平日に行くこととし、かつ今回は一人で行くことにしました。 ここ数年は、スノーボードといえば会社の人と行くことが多かったのですが、さすがに会社の人と行って万が一クラスターが発生したら大変まずいので、一人滑りということにしました。 今回滑りに行ったのはGALA湯沢です。新幹線駅直結なので大変に便利でよく行くのですが、残念ながら天気は最悪でした。昼頃から雨

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        僕がnoteを書く目的について

          今年の初滑りは一人で行ってきました。前は飛行機移動が好きだったんですが、たくさん使っているうちに苦手になりました。ヨーロッパや東南アジアの鉄道などにも乗りましたが、日本の新幹線が一番快適な乗り物ですね。価格は高いですが;;

          今年の初滑りは一人で行ってきました。前は飛行機移動が好きだったんですが、たくさん使っているうちに苦手になりました。ヨーロッパや東南アジアの鉄道などにも乗りましたが、日本の新幹線が一番快適な乗り物ですね。価格は高いですが;;

          プロの仕事はディティールで出来ている

          Withコロナになって家で動画を見ることが多くなりました。それで、例年に比べてドキュメンタリーを色々と見ている中で、強く感じたことがタイトルになります。 一流と二流を分けるものは何だろう、と社会人として働き始めてから考え続けていたわけですが、やはりこの「ディティール」という部分に行き着くような気がするのです。 僕はPerfumeが好きなのですが、そのドキュメンタリーを見てもライブ一つが大変なディティールで成り立っていることを知りました。 その日の天候やお客さんの様子に合

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          【京都旅行:1日目】鴨川周辺、東福寺、祇園四条

          2020年12月上旬、9日間京都に滞在してきました。外国人観光客がいない京都は、もう二度と経験できないかもしれないですし、ちょうどGoToTravelキャンペーンを行っていたので、長期滞在をしてみようと思ったのです。 今回はこの京都旅行についてまとめてみようと思います。 ※今回の旅行はパンデミック中ということもあり、一人旅にしました。ニューノーマルのルールを遵守しながら行動し、帰宅後14日間は人と会わないようにしました。 今回の旅行のテーマ旅行の目的としてはもちろん「楽

          【京都旅行:1日目】鴨川周辺、東福寺、祇園四条

          「多様性」は絶対正義ではない。むしろ「同質的」であることも許容するのが「多様性」だ

          ここ数年、SDGsが採択された時期くらいから「多様性」「ダイバーシティ」という言葉をよく聞くようになりました。 一人ひとりの多様性を認めよう、マイノリティの人にとっても暮らしやすい世の中にしよう、という流れは僕も賛成です。 ただ、「多様性」「ダイバーシティ」をむやみに使いがちではないか?と感じることもあるのです。 「多様性」というのは、「何らか」の目的を達成するための手段であるというのが僕の認識です。その「何らか」というのは、人や社会によって異なりますが、おおよそ「誰も

          「多様性」は絶対正義ではない。むしろ「同質的」であることも許容するのが「多様性」だ

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その4)

          こちらの記事は【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その3)の続きになっています。 今回の旅行は1泊2日で、ここから2日目の内容になります。翌朝、目が冷めた僕は板室温泉の周辺を散歩することにしました。 板室温泉はこじんまりとした場所ということもあり、人がほぼ歩いていませんでした。ただし、宿は満員でしたので皆さん宿で休まれているようです。それと、車移動が前提になっていることもあるでしょう。 街には歴史がありそうな古い建物が多いですが、想像していたよりも街の大きさはコンパクトでし

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その4)

          旅行をしすぎて飽きてしまったときの対処法

          僕は以前バックパッカーをしていたので、長期で様々な国を旅行していました。訪問した国でいうと短期の滞在も含まれますがこんな感じです。 【アジア】タイ、カンボジア、ベトナム、中国、マレーシア、ミャンマー、インド、ネパール、スリランカ、トルコ、UAE、オマーン 【ヨーロッパ】ブルガリア、コソボ、マケドニア、アルバニア、モンテネグロ、クロアチア、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、ポーランド、ドイツ、チェコ、イタリア、フランス これらの国を、3回で周りました。述べ期間でいうと

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          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その3)

          こちらの記事は、【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その2)の続きになります。 今回の那須塩原で選んだ宿は、板室温泉大黒屋でした。とても久しぶりの旅行でのんびりしたかったので、塩原温泉などの有名どころではなく、街から少し離れたところに行きたかったのです。 板室温泉はお湯がぬるめという点も良かったです。あまり温度が高いと長い間浸かることができないので、すぐに温泉を出ることになってしまいます。 大黒屋はアートをコンセプトにしている旅館でして、ご覧の通り宿全体が古い日本的な作りを

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その3)

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その2)

          こちらの記事は、【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その1)の続きになります。 那須塩原のもみじ谷大吊橋を楽しんだ後は、那須塩原温泉へと向かいました。特に見たいものや行きたい場所があるわけではなく、温泉街の雰囲気を楽しみたいという目的です。 塩原温泉には市営無料パーキングがありますので、一旦そこを目指すことにしました。妙雲寺と言われる鎌倉時代からある由緒正しきお寺の隣にありました。 紅葉とお寺というのは風景としてとても親和性が高く、凛とした気持ちになりながらも、色づき始めた

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その2)

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その1)

          2020/10/23(金)〜2020/10/24(土)に、那須塩原へ行くことにしました。 今回の旅行のテーマは2つあって「紅葉」と「日本的美」を切り取ると言うものでした。 なぜ「紅葉」かまず1つ目の紅葉を選んだ理由は「四季」を感じるという行為に対して自分自身が強く渇望していたからです。 僕は東京の住宅街に住んでいますので、1年を通して周りがコンクリートだらけで風景が特に変わりません。ただでさえそのような状況なのに、家にいることが増えればますます季節を感じることが無くなっ

          【旅行記】紅葉を見に那須塩原へ(その1)

          【写真】雨の日を楽しむというマインドで人生楽しくなる

          例えば旅行の日が雨だったりすると、多くの人が残念に感じると思います。「やった晴れだ!」ということはあっても、「やった雨だ!」となることは少ないですよね。 雨が降ると傘を差して足元に気をつけながら歩かなければいけないので疲れますし、ゴンドラや展望台などは悪天候だとクローズしてしまうことがありますからね。雨だと行動しにくいというのは確かにその通りだと思います。 しかし、防水のカメラを所持していて、かつ写真が趣味だと雨の日も楽しみに思えるのがとてもいいなと思います。 なぜこの

          【写真】雨の日を楽しむというマインドで人生楽しくなる

          ファインダーと背面液晶のどちらを使うべきか

          現在出回っているデジタルカメラはほとんどの機種にファインダーと背面液晶の両方が付いています。 これらは撮影時の設定を確認したり、切り取る範囲を確認するために重要な役割を担っているものですが、果たしてどちらを使えば良いのか迷うことがあります。 夏の日差しが強い日に撮影する場合だと、背面液晶では写真の明るさや色などを正確に確認しにくいためファインダーを使わざるを得ないのですが、どちらでも良い場面ではどちらを選ぶべきかに悩むことがあります。 どちらにすべきかは個人の好みによっ

          ファインダーと背面液晶のどちらを使うべきか

          【LeicaQ2】雨の日のキラキラとした感じが好き

          今日も銀座に行く用事があり、写真を何枚か撮ってみました。銀座周辺は仕事で行くこともありますし、髪を切ったり贈り物を買うときにも行くので、なんだかんだで頻繁に行っている気がします。 10月に入り、雨ということで急激に気温が下がっていました。最高気温が25度くらいあった先週から一気に最高気温16度の世界になりました。 雨の日の銀座は、タクシーのヘッド/テールライトが道路に溜まった水に反射してとても明るいです。もちろん、店が立ち並んでいますので、店からの光もそこに混じっています

          【LeicaQ2】雨の日のキラキラとした感じが好き