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櫛形山の魅力

山梨百名山であり日本二百名山の櫛形山
日帰りできる山ではあるのに、今まで行っていなかった理由は、過去の台風で林道が数年の間、通行止めになっていたから

先日、久しぶりに検索してみると、多くの方が歩いていた
いつの間にか林道復旧していたんだ

標高2000mを超える山なので、夏のこの時期、涼しさも求めて歩いてきた


池の茶屋登山口駐車場は17台分、その向かいの路肩に片輪乗せ駐車できるのが5台ほど、マックス22台と考えていいだろう

小屋のトイレは使用禁止で、和式簡易トイレが2つ

車中泊したが、夜は涼しく、掛けるものがないと寒かった

朝7時頃行動開始

キバナヤマオダマキ
池の茶屋林道登山口から歩き始めると、すぐの斜面にお花畑、振り返れば南アルプス
切り株にバッタさん
朝日が差し込む森が美しい
樹林帯ではあるけれど、道はとても歩きやすい
カワラナデシコごしの山々
濃い山が御坂山塊の毛無山
左の雲がかかってるのが富士山
鹿よけのゲートはいくつも通過することになる。食害は凄く、柵の内側はお花畑、外側は花は一切なし
そんな光景がいくつも見られた
こんなに素敵な森の中を歩けるなんて
サルオガセがたくさん
山域全体にたくさん見られた
櫛形山登頂
櫛形山とは、この山体の総称らしい
ここがその最高地点
山頂からの展望はほとんどなく、この風景のみ。見えている山々は丹沢か?
こんなに鬱蒼としているのに気持ちが良いのはなぜなんだろう
裸山付近には植物保護のネットが張られている
そのネットにも沢山のサルオガセ
この植物は寄生で生きるのではなく、水分と光合成だけで生きていると思われる
今日のオトシブミ♪
オオトラフハナムグリ
標識にもサルオガセが沢山。丸山までは行かないが、手前の唐松岳まで行く。
唐松岳登頂♪
ここも展望はない。ここまで歩いてくる人は少し少なくなる。
誰もいない森に霧が立ち込める。清らかで静かな時間。
少し雨が降り始めた
グンナイフウロ
アヤメ平にて。アヤメは時期が過ぎていた事もあり花は少なかった。裸山の方が多く咲いていた印象。
アヤメ平には木道が整備されている
雨も上がり日が差し込む。お昼は、はみでるバーガーメンチカツ、500カロリーオーバーだ!
北岳展望デッキへ向かう道は急登。この時、気温は23度ほどと涼しかったが、運動量が多いので汗が止まらない。
植生がシダが多くなってきた。美しい。
こんなに気持ちの良い針葉樹の森は多くない気がする
北岳展望デッキ到着。結局この日、北岳は頭を出してくれなかった。
北岳展望デッキから登山口まではバリアフリー化されている。舗装ではないのだけど、車椅子が通れる平らな道になっている。地面には枝が落ちていたりするので、車椅子単独ではなく、サポートの方と来るのがよさそうだ。
13時頃無事下山。
下山後に向かったベーカリールーブル
ここには櫛形山あんぱんがある。こしとつぶを買った。北岳カンパーニュも。山形食パン鳳凰は売り切れていて残念。
アンパンもカンパーニュも最高。また寄らなければ♪


このあたりにやってきた時、真っ先に考える温泉が、韮崎旭温泉。正直風情はない建物に、何も知らないで入ると良さがわからないお湯。実は加水、加温、循環、消毒、どれもしていない純粋なかけ流し温泉。そして珍しい炭酸泉。最高のお湯を楽しもう♪


詳しいルート等のデータはYAMAPで

行動時の気温は21度から26度


この日の登山ログ
右側の池の茶屋登山口から反時計回りで周回、唐松岳へはアヤメ平からピストン。後半の谷の登り返しは急登。

北岳展望台があったり、この山の魅力は南アルプスの展望だと思っていた
実際に歩いてみると
樹林帯なのに光が差し込み明るい
木々、草花が美しい
登山道はとても歩きやすい

櫛形山の本当の魅力は、森そのものの美しさだった

おわり

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