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飛び越え指示はつらいよ

例えば係長を飛び越えて課長が一般社員に指示を出すことはよくない。
仮に係長の考えが課長と食い違っている場合に様々な問題が発生するからだ。

■飛び越え指示が引き起こすかもしれないこと

長の考えが課長と食い違っていることは、担当者にとっては典型的なダブルバインドだ。

ダブルバインドとは2つの矛盾した命令をすることで大きな心理的ストレスを生み出すことを意味する。

詳細は↓に詳しい

マイナビニュースの記事

このような状態に陥ると担当者はどちらの言うことを聞いたらいいのか分からなくなってしまう。

結局は課長の言うことをきくことになるので、係長に指示を仰ぐことはなくなるだろう。

これは係長にとっても自分の役割の意義を失いかねない事態なので、プレッシャーになる。

飛び越え指示は係長に対するリスペクトの足りない行動なのだ。

https://note.com/ked2016/n/n8f95439c0aa5

■こうした事態を防ぐためには

• 基本的に指示は係長を通して行う

• どうしても直接指示したい場合は係長を同席させる、異論はその場で聞く


といったことが有効だと考えられる。


上位の役職の人間は、過去に優秀な担当者だった経験を持つことがほとんどなので、部下の仕事の様子に不満を持ったり、イライラしたりすることもあるだろう。

しかし、下位の役職を任命した以上は、その人が役割を全うできるように支援する必要がある。

自分がやったらもっと早いのに といった気持ちはグッと抑えて、心の中に閉まっておくほうが、賢明である。



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