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子どもが不登校になったときに読むべき一冊の本

街の書店や図書館の「子育て・育児コーナー」に行くと気付くことがあります。それは、世の中には「不登校」に関する本がたくさん出てるんだなぁという事です。

少子化にも関わらず、不登校になる子どもの割合が年々増加傾向にあるなど、大きな社会問題化しているのが、その背景にあるのかもしれません。

私自身も不登校に関する本は、これまでいろいろと読んできました。

その中には「親が主導権をにぎる」「子どもに合わせて行動しない。親が決めたルールに従わせる」などと、結構キビしい事が書いてある本もたくさんありました。

もちろん、お子さんの性格や特性、親子の関係によっては、そういう方法が合っているケースもあると思うので、一概に否定するつもりは全くありません。

そう言う私自身も、我が子に対して「心を鬼にして、キゼンとした態度が必要なのかも。。」と思い悩んだ時期もありましたが、今では「本人の気持ちが最優先」という考えに行き着きました。

この辺については、以前の記事に書きましたので、もしご興味がありましたらそちらをご覧ください。

この記事を書いた直後に、たまたまAmazonで見つけたのが私とこの本との出会いでした。

私がおすすめしたい一冊

ということで、世の中には不登校に関する本がいっぱいありますので、子どもが不登校になってしまった親御さんとしては、いったいどれから読めば良いのか悩んでしまうかもしれません。

そんな方に、まず最初に読む本としてオススメしたいのが、今回ご紹介するこの本です。

学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで
著者:今じんこ
出版社 ‏ : ‎ オーバーラップ (2023/4/15)
発売日 ‏ : ‎ 2023/4/15

おすすめしたいワケ

なぜこの本がおすすめなのか、その理由を書きたいと思います。

漫画形式なので圧倒的に読みやすい!

なんと言ってもコレ。

お子さんが不登校になったばかりの親御さんの中には、日々の子どもの対応で体力と精神力を消耗してしまい、活字を読む気力すら無くしている方も多いのではないでしょうか? まさに私自身がそうだったので、その気持ちはよくわかります。

ところが、この本は下記のとおり全編マンガ形式なので、めっちゃ気軽に読めますし、むしろ読むことが気分転換にもなります!

親のつらい気持ちに寄り添ってくれる

この本の内容ですが、著者である今じんこさんが、息子のもっちん君が不登校になったときのことを赤裸々に綴った奮闘記となっています。

ある意味「不登校の親子あるある」がたくさん描かれているので、読んでいて「そうそう。ホントそれ。」という感じで、「ツラいのはうちだけじゃないんだ。。」と何だか救われた気持ちになります。

子どもの気持ちが大切だと気付かせてくれる

とにかくまずは今じんこさんの下記の投稿をご覧ください。

という感じで、もっちん君がとにかく可愛くて、愛おしくて、読んでいて切なくなります。漫画でしか伝わらないことがあるんだと気付かされました。

感じ方は人それぞれだと思いますが、私自身は「何があろうと自分は子どもの味方でいよう!」と改めて強く思いました。

おわりに

ということで、いままさに不登校に悩んでいる人に、この本の存在が伝わってくれたら良いなという思いで、この記事を書きました。

私自身も、もっと早くこの本に出会いたかったと思っている一人です。


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