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文化祭を通して「数字を知らないことの恐ろしさ」を知った話


こんにちは!あいでんです。

今日は文化祭2日目。かつ3日間の中でも最も営業日が長い1日でした。

昨日は想定していたこと通りにうまくいかず頭を悩ませたり悔しい思いをしたりしたでしょうが、しっかりと振り返りと話し合いを行い、翌日には修正してくるあたりさすがだなと感じました。


特にオペレーションが回り始めたことによって商品が安定的に供給できるようになり、それによって販売することに集中ができるようになり、結果として売上が上がるようになったので当の本人たちも昨日と比べると表情が明るかったように感じました。

また、良くも悪くもうまくいかなかったことで各会社もあるべき姿(理念は何か)みたいなことを再確認できたことでしょうし、徐々にそれぞれの会社の色=いいところが出てきたように感じます。

で、これで終わりということではなく明日もあるわけで、明日が最終日であり集大成。Tゼミ3年生やFゼミ生は明日が創P最後の日(株主総会とかが残っているけど)なのでどう終わるかも極めて重要になるでしょう。


明日はそれらを踏まえてどういう「経営」をしていくかに注目していきたいと思います。


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さて、今日は「数字を理解していないとこんな怖いことになるよ」という話をしていきたいと思います。

それは文化祭で模擬店を回っていた時のこと。とある商品を売っている売り子さんに声をかけられ次のような会話をしました。


売「お兄さん、〇〇いかがですか?100円ですよ?めっちゃ安いですよ!」

私「へー確かにめっちゃ安いっすね。これって原価いくらくらいで、利益率ってどれくらいなんですか?」

売「いや〜僕そういうのわかんないっすね。とりあえず〇〇をこの値段で売れって言われてるんで言われた通りに売ってます。」

私「あ、そうなんですね。ありがとうございます。(以下略)」


そもそも私がなぜこのような質問をしたのかというと、当模擬店は後輩たちの模擬店の横に出店されていたため存在自体(商品と売価)は知っており、かつ製品の性質上おそらくそこそこ値の張るであろう備品を所有していたからです。

単純に気になったいました。色々と。

なので声をかけられたタイミングでついつい聞いてしまったわけですが、ある種予想通りの答えが返ってきました(笑)。もちろんたまたま話しかけてくれたかが知らなかっただけ(商学部ですらない可能性もありますし)の可能性もあるので一概には言えないんのですが……


絶対赤字垂れ流しだろ!!!


と、どうしても思ってしまうわけです。

その設備投資に対してのこの売価でどうやって利益を回収するのか。コストリーダーシップ…なのか…?。おそらく労務費はかかってないだろうから費用は比較的抑えられているとしても……(以下略)。

他にも「半額でいいですよ!?」と声かけを行っている団体もちらほら見かけますが、「それ(貢献)利益出てんの?」とついつい勘ぐってしまいます。

売りゃいいって話ではないですからね。


そういうことが経営者(マネージャー)目線でわかるようになる=考えれるようになることが創Pのいいところだなとか思いつつ、逆にそういうことを理解できないまま社会人になること(ビジネスを営むということ)は非常に怖いことだなと感じました。

余談ではありますが、文化祭ではコストリーダーシップに走りがちな傾向にあると個人的には思っていて、差別化戦略=付加価値をつけることによる高価格販売はあまり見ない印象があります。

もちろんどちらがいいということではないんですが、あまりにもコストリーダーシップ戦略で競争される(価格の安さを売りにされる)と

「でもそれってその値段でしか売れないんでしょ(商品の質もその程度ってことでしょ)」

と斜に構えてしまいます(笑)。もちろん美味しくて安い店もありますし、市場的に適正な値段もあるでしょうから一概には言えませんが、商品によってはそういうことを強く感じてしまいます。


まあ、そんな感じのことを文化祭に参加しながら感じているわけです。

明日は泣いても笑っても創P最終日。

後輩たちの頑張りも見守りつつ、何かしらの形でサポートしてあげられたらなと思います。頑張れ。

それでは、また次回!


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