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久しぶりのゼミ活動


こんにちは!あいでんです。

今日は新学期のスタートとほぼ同時期にはじまるゼミ募集と今後のゼミ活動に向けての話し合いというか会合がありました。

今回はそこでの内容の一部をメモとしてまとめておこうと思います。ゼミ募集については以前の記事を読んでいただければと思います。(『ゼミ募集P』を振り返る


それぞれの違いについて

新学期に入りついに最終学年である4年生になった。3,4年次のゼミ講義は合同で行うため楕円上に椅子だけ並べて座るのですが、前方に3年生、後方に4年生というスタイル。

今回から後方の席に座ることになったのですが、なんとも居心地が悪いというか落ち着かないというか、不思議な感覚でした。前方に人がいるというのがどうも慣れない(笑)。


さて、本題に入るとしましょう。まずはプロジェクトに向けたそもそものお勉強から。

中小企業とスタートアップ、ベンチャーの違いについての整理から今回は始まりました。なんとなくは理解していたけど、他人に説明できるほど理解していなかったのでいい機会でした。まあ、ネットで調べたら出てくることなんだろうけど。

中小企業・・・経営規模(人材、資金等々)が規定内の企業のこと。一次関数的に成長していく。詳しくはWikipediaへ


ベンチャー・・・革新的なアイデアや技術をベースとして社会課題を解決するような事業を行う企業。財務的に厳しい環境を強いられるためにVCなどから支援をうけている場合が多い。中長期的に成果を目的にしている。


スタートアップ・・・ベンチャー企業の中でも特に短期的に成果を出すことを目的にしている企業のこと(事業を表す場合もあるようです)。新しいビジネスモデルを起こすことが重要なポイントで、イノベーティブ的な側面が強い。


今日の話と少ない知識で整理した結果こういうことになりました。もし、指摘や付け加え等があれば遠慮なくお願いします。勉強不足なのでぜひ。



プロジェクトについて

ということで、これを踏まえた上でプロジェクトの話に入ります。

プロジェクトのテーマは『社会課題をビジネスで解決する』というひとつだけ。それ以外の”どんな社会課題を、どう解決していくか”ということは基本的に自由です。

あとは手法としてリーンスタートアップ方式をベースにしているということくらいでしょうか。


本日の話は新3年生へ向けた内容になっているので、私たち新4年生からすると復習という感じ。そうはいっても、そんなのんきに聞いてられるほど深い理解ができているわけではないので頭を整理するいい時間でした。

今回言われたことは、”エビデンスを示すこと”、”課題の質を高めるということ”、”インタビューの重要性”など、これから1年間プロジェクトを取り組んでいく中で極めて重要になる部分。おそらく3年生たちはそこまで理解できていなかっただろうけど、本当に重要なポイントなのでぜひ本を読むことで学びを深めてほしい。


今年は「Deploy or Die(実装しろ、さもなくば死)」ということも目標?ベースとして追加されているようだ。私自身、実装できずにプロジェクトの最終発表をしているのであまり大きいことは言えないのだけれども、ここ最近、深圳やハッカソンに行ったことでその重要性を身にしみて感じている。

市場に出すレベルまでに実装をすることは大変難しいが、ある程度のレベル(人に触ってもらえるプロトタイプ)までは”技術を持つ人”とつながればすぐにできることを実感しているので、ますますそれを要求されることの意味に気づく。


世間一般的にみれば「形にすることが重要」だというのはごくごく自然のことで、それをもってしか評価することができない(評価してもらえない)からだと思う。形にするということは”口先だけじゃないよ”という証明になる。

評価されるためにやっていないという考えも出てきそうなところではあるが、学びの深化、プロへジェクトの促進という側面からみても実装することは極めて重要だといえる。

この話はまたゼミで長話しそうだし、またいずれ書こうとは思うので今回はこのあたりで(笑)。


まあ、そんなこんなで新しいプロジェクトが発足していく。どんなプロジェクトが立ち上がっていくのか、今から楽しみだ。


ゼミ募集について

少し休憩をはさみ、募集リーダーが考えてきた要項についてのディスカッションから始まった。


率直な意見としては、去年の自分たちを見ている感じ(笑)。ああ、こんな感じだったんだろうなあと思いながら話を聞く。

細かいところというか私が気になったところは当人たちに伝えているのでここでは省略。すべてを伝えているわけではないけど、その理由はある思いからだ。


今年のゼミ募集Pは、例年よりかは4年生が介入している状態(例年、ほぼ3年生で運営を行うようだ)。まあこの現状や介入したことによる結果の良し悪しに言及できるほど優れてはいないのでここも省略。

ただ、私個人としてどういうスタンスで臨んでいいものかという拭えない疑問点は残っていた。きれいな道を歩ませることがいいことなのか、介入しすぎることで学びの場を奪わないか、でも介入しすぎないのも不親切なのだろうか。おこがましいことは重々承知の上で考えを巡らせていた。


そのことに私なりの結論が出たので、そのメモとついでに3年生へ伝えようと思っていることを書いて終わりにしようと思います。

私が考える4年生がとるべきスタンス、方針というのは「環境コントロール」の観点からマネジメントのフォローをすることだ、というものです。ざっくり言えば、ゼミ募集Pを進めていくうえでの基盤をつくるお手伝いということです。

こういう話を後輩にするときと私はついつい「こうしたらいい、ああしたらいい」と長々と喋ってしまうのですが、それこそ学びの場を奪いかねない。そしてそういった話は往々にして方法論というか手段の話が多い。つまり行動・結果コントロールの話です。そこは自由にやらせていいじゃんというのが私の考えです。

なのでざっくりとしたイメージを上げるとすれば、4年生は社長もしくは株主で、3年生は管理者というところでしょうか。私たち4年生がやることは会社(ゼミ)の風土づくりとビジョンや理念を語って伝えること。3年生はそれをベースにマネジメントをどうしていくか考えるという感じかな。


ということで、私から3年生たちへ伝えたいことは”地盤をしっかりと固めましょう”、ということだけです。もちろんそれをお手伝いするのが今回の務めでありますが。

あとは自分たちらしく自由にやってほしいなと思います。私たち4年生はそれを全力でフォローしていく所存であります。

これからどうなるかは分かりませんが、上手くいくいかないはあれども学びにはつながるだろうなと思います。あとは本人次第ですかね。3年生は多くのことを学べるタイミングだと個人的には思っているので、しっかりと本を読んで、レポート出して頑張ってほしいなと思います(なに目線)。

それに負けないように私自身も日々アップデートに努めたいと思います。


さて、次のこのことについて話すのは4/12の初回ゼミ講義ということで、楽しみですね。まさかの先生が不在という異例な事態ではありますが、なんとかなるでしょう(笑)。

ということで今回はこのあたりで終わりです。

それでは、また次回!

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