妬み嫉みやっかみって怖い
こんにちは!あいでんです。
今日のalways LUNCHはステーキ丼をいただきました。日替わりとネギトロ丼も選ぶことができましたが一番値段の高いやつを選びました(笑)。
丼物ももちろん美味しかったのですが、小鉢が何よりうまかった。家でなかなか食べれんから幸せなり。
満天じょう家にて
▷はじめに
今世間を騒がせているニュースといえば「小泉進次郎氏の育休取得宣言」だ。いろんな迷言を残している小泉氏と東京2020の立役者でもある滝川氏のいわゆる有名どころの夫婦であるからかなり注目を浴びている。
もちろん小泉氏が国会議員であり、環境大臣という立場であることも無関係ではないだろう。
なんでも今回の宣言は「女性問題隠し」「人気取りパフォーマンス」と総スカンをくらっているらしい。
ただでさえ民度が低いTwitterでは炎上している。
「大臣を辞めてから取るべきだ」
「私(たち)が育休を取れていないのに〜」
「ベビーシッターを雇えばいいだろう」
こういう批判的な意見が多数飛び交っている。恥ずかしながら政治については詳しくないのでこれから先の話は学生の戯言程度に受け取ってもらえれば幸いである。
▷妬み嫉みやっかみって怖い
結論から言おう。
これは妬み嫉みやっかみって怖いなっていう話である。
大臣という役職の特殊性や重みみたいなものが前提としてあるのでまあ多少の批判はしかたなかろう。何かと目立つご夫婦ですし。
とはいえ、世の一般男性が育休をとれていないのは所属している企業の問題であって小泉氏の問題ではなかろう。もちろんそれを取れるようにするのが仕事ともいえるわけだが。
税金の使い道が納得できないのもまあ理解できる。確かに謎であることは多い。
しかし、今回の批判の根元にある多くは「ズルい」という感情だと思うのだ。
私は育休が取れないのにずるい、私は働いているのに働かなくても高収入が得られるのはずるい、私はこんなに苦労しているのにずるいetc...
「ズルい」という妬み嫉みやっかみが騒がずにはいられなくなるのだろう。
他にも少し前であれば”ゆたぼん氏”の不登校(?)宣言のときも似たようなものだと思う。中には本気でゆたぼん氏の将来を気にするお節介さんや子供たちに悪影響が出たらどうするのかと心配する人もいたかもしれない。
が、その多くは妬み嫉みやっかみが原因で騒いでいるのだと思う。
私だって苦労して勉強したのに、私だって我慢して学校に行ったのに、私だってもっと遊びたかったのにetc...
私からすればゆたぼん氏がどうなろうが知ったこっちゃないので無視するのだけれど、妬み嫉みやっかみが生まれてしまうと私も騒がずにはいられなかっただろう。
私もバイトせずに生きていけるなんてずるい、美男美女ってするい、初期ステ高すぎだろずるい、って妬み嫉みやっかみをこじらせていたこともあった。
妬み嫉みやっかみの怖いところは騒いでしまうところではない。
自分が恩恵を受けられるようにするための努力を怠り、恩恵を受けている人の足を引っ張ろうとしてしまうところである。
これは何より怖いことだ。今回で言えば育休を取る人の足を引っ張ることで誰も育休を取ることができなくなるという事態だ。誰も育休が取れるようにするために頭を悩ませない。
まさに『蜘蛛の糸』のようである。
▷おわりに
小泉氏の大臣としての資質と彼の思惑はさておき、奥さんと子供に罪はないのだから育休ぐらい取らせてあげればいいんじゃないのと思う。
彼の処遇と権利の行使は別問題ではなかろうか。
まあ「みんなが取れるように〜」っていうのが環境省の仕事なんだろうから、そうではない状況でトップの人間が育休を取ると妬み嫉みやっかみが生まれるのは仕方がないだろう。逆にそういう状況だからこそトップの人間が姿勢を示すというのもわからんでもない。
視座の問題というのも一つあるんじゃないだろうか。
その件に関する小泉氏のブログを貼っておきますのでご興味があればぜひ。
何はともあれ、妬み嫉みやっかみが生まれることで思考停止してしまうようなことは避けたい。
足を引っ張るのではなく、手を引っ張れるような人間でありたいものである。
それでは、また次回!
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