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学歴より効いた〇歴【38】脱サラ研修講師が語る 独立開業のリアル 綱を信じて、バンジージャンプ!

 幸か不幸か学歴だけで勝負が決しない世界

 この業界に入る前からそういう世界かとは思っていましたが、やはりそうでした。コンサルタントは高学歴者が当たり前のように沢山います。当たり前のことなのですが、サラリーマンの名刺は会社から支給されます。自分で勝手にフォーマットを変えるということはまずありません。自営業者は自分でつくります。これが、自営のコンサルタントとなると、体裁は百花繚乱。

複数の方と一度に名刺交換をする場合は、そのバリエーションの豊富さに、交換の都度、目を見張ることもありました。行政書士になってからは同業者を筆頭に、弁護士、税理士、社会保険労務士など、各種士業の方々とも名刺交換しました。研修講師の中で多いのは中小企業診断士。あっさりした体裁の名刺の方もいますが、小さなパンフレットの如く、写真は当たり前で、賑々しく経歴を書かれている方も珍しくはありません。特に開業間もなくですと、とにかく自分を知ってもらおうと記述は派手になるものです。私の場合は、経歴を押し出すというより、フレンドリーさを出そうと、当時は似顔絵付きなんかでやっていました。

 学歴を記載している方は、まぁ、間違いなく、世間一般で言うところの高学歴ですね。東京一工(東大・京大・一橋・東工大)、早慶上智はごろごろ見ました。それ以外で、学歴を前面には押し出してくる方はあまり見ませんでした。MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)、関関同立(関西・関学・同志社・立命館)の方はごくたまに見たくらい。

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