本はつまらなければ読まなくていい
コラムニストの尾藤克之です。
2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」 (WAVE出版)
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読書は楽しまなければ意味がありません。そのため、自分に合わない本に時間を費やす必要はありません。
自分が楽しめる本を見つけて読むことが大切なのです。
ビジネス書や実用書の多くは、最初の章で著者が伝えたいメッセージや主張を明確にします。これをキラーコンテンツと呼びます。
第1章を読めば、その本の品質や内容がだいたいわかります。もし第1章を読んでつまらないと感じたら、それはあなたにとって、その本が魅力的ではないということです。
読み続けても感動や興奮は得られないでしょう。
無理に読む必要はありません。
また、ビジネス書や実用書の場合、「はじめに」「おわりに」「第1章」を読めば、内容の7割は把握できます。
「はじめに」「おわりに」「第1章」を読んだ時点で、興味や楽しみ、必要性を感じなければ、その本はあなたにとって価値がないといえます。
最後まで読むことは時間のロスです。
私は、「はじめに」「おわりに」「第1章」を読んで興味が湧けば、「第2章」「最終章」、さらにセクションに気になる箇所があれば目を通すようにしています。
現在、私はコラムニストとして活動しており、多くのニュースサイトに記事を寄稿しています。
ニュースサイトで執筆するようになったのは2010年頃です。
当時は某IT系企業の役員として働いていましたが、社内で起きた事件に巻き込まれて辞任することになりました。
会社から出資したお金も返ってこず、ストックオプションも無価値になりました。そんなときに、出版社から執筆依頼がありました。
じつはその前年度にも別の出版社からオファーを受けていたのですが、仕事と両立するのが大変だと思って断っていたのです。
しかし、そのときは「チャンスだ」と思い、引き受けました。ほぼ同時期にニュースサイトからも連載の打診がありました。
これが私のニュースサイトで執筆するきっかけです。
あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。
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