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求人広告費用をかけて最大限に効果を発揮する手段 短期掲載型1 エリアリサーチしよう

こんにちは、山内かずまです。
今日は、求人広告を今すぐに出したい方、今はいらないけどいつかその日が来るときに知っておきたいという方へ僕のノウハウをお伝えしたいと思います。長くなるので記事を分割させていただきます。

まずはじめに、有料の求人広告には2つの手段があることに気づきます。

①広告掲載時有料型
②成功報酬型


それぞれにメリットとデメリット、リスクが存在します。
リスクを軽減し、成功効果を最大限まで引き上げて一人でも多くの人材を獲得するために、そのコツを順番に解説していきたいと思います。

①広告掲載時有料型
この記事では、短期掲載と別呼称をしていきます。
求人を掲載する以前に支払いが生じます。
メリットは、多く採用できれば一人あたりの採用単価が著しく低くなる事がある。また、急募の際に即効性があり、速いスピードでの増員が臨めます。デメリットは、掲載期間が短く、誰も採用できずにお金を溝へ捨てただけの結果を生むリスクがあり、ある意味ギャンブルと言えます。

●予算や相場について
求人広告をかけたいきはまず、予算を設定し媒体を決めます。媒体というのは、タウンワークさん、だとか、クックビズさんだとか、求人広告を取り扱う会社を指します。
予算がわからない際は予測するか、先に相場のヒアリングをしましょう。

求人募集に関して全く未経験の方のために、軽くお伝えすると、1万円から掲載可能な媒体もあれば、数十万円、100万円を超えるものもあります。といわれると困ってしまうと思いますが、1~3人採用したいのであれば、7万円~15万円を目安にしておくといいかもしれません。アルバイト採用の際は一人採用単価が3~7万円といわれていました。社員採用の場合は1人採用あたり30万円が1つの指標でしょう。(コロナ期前)

●リサーチの仕方
媒体を決定するためにリサーチをする必要があります。なぜなら、エリアや地域によって効果的な媒体があり、狙う年齢やポジション(能力)によっても効果的な媒体が違います。
例えば、タウンワークさんは業界では老舗=昔ながらの媒体で、ベッドタウンや地方など、過疎エリアに強いです。
バイトルさん、マイナビさんはワーカーのもともと集まる都心部でコスパよく機能します。

シーズンや時期によって媒体がいい波にノっているかどうかが違います

これは、芸能人がCMに出ていたり、媒体が電車や駅、街中にどれだけ広告を出しているかによってその媒体の保有ユーザー数に変動があることが原因です。例えば、タウンワークさんならダウンタウン松本さん、バイトルさんは乃木坂46さん、原宿ラフォーレ前にはマイナビさんの巨大看板と大型モニター、小田急線にはリクルート系列の子会社さんの広告、等々があります。その時期によって、どの媒体が今1番ホットなのかを見極める必要があります。これは数ヶ月単位で簡単に変動します。昨年良かった媒体でも、今は力が衰えているということもザラです。

ではこれらってどうやって調べるのでしょうか?ここでテクニックです。

「ぶっちゃけ今伸びてる媒体さんどれですかね?」

ある程度、営業担当さんの商品説明を受けたところで、空気を読んでこう聞いてみてください。

求人広告代理店の営業担当者さんに直接聞く

コレです。求人広告の営業担当さんは優しい方が多いです。また、苦労もたくさん知っています。元飲食店出身の方も多いです。(前記事の飲食業界から人材流出にもつながっていますね)なので、きちんと会話をすると正直に答えてくれます。自社商品を勿論推してくるとは思いますが、複数媒体取り扱いの代理店さんなんかは、比較に強いので、「タウンワークさんよりはバイトルさんが今伸びてますね。」「このエリアなら、バイトルさんよりはタウンワークさんの安いプランでも十分だと思います。」など、きちんと相談にのってくれます。
もうひとつ重要な聞き方があります。

「最近の御社の媒体での同エリア、同業態、同規模での採用例と費用を教えてください」

これを必ず聞くようにしてください。例えば、

恵比寿のバル業態で、同じくらいの席数のお店が、2週間前にリクルートさんのBプランで4週間広告を出して、3人採用できた。

と、このように具体的に説明してもらうのです。こうする事であなたが、決裁者(主に社長)に求人広告費を出してもらう時の説得材料を得られますし、自分も相場のイメージが具体化されます。この時点で答えられない営業さんは正直レベルが低いです。これは、春先〜夏の新入社員さんや、社内研修明けの方にありがちなパターンです。やる気や爽やかさだけが、ほとばしっていて、実力が伴っていない方のパターンです。そういう方に出くわしたら、こう言いましょう。

「そのデータがわからないと判断できないので、まず調べてから再提案いただけませんか?」

と門前払いしても構いません。ですが、丁重にお帰りいただくのが、次の自分のメリットにもつながります。何故なら彼らも、成長、出世するからです。

●新規参入媒体の場合はどう判断するのか
中にはできたての求人広告媒体が存在します。その時の判断は難しく感じるかもしれません。その際は、ユーザー登録者数を聞いて、大手媒体と比べてどうかが1つの判断基準になります。CM打ちまくりで登録者数がガンガン伸びている場合もありますので、自身が求人を打っている期間中がどうかも考慮します。
全国の登録者数ではなく、エリアで聞く事が大切です。都内ではどうか、関西ではどうか、地方ではどうかです。先に説明したように、直近の同エリア、同業態での採用実績も尋ねましょう。新規業者なので、データがないと言われる事も多いかもしれませんが、一応聞きましょう。また、登録ユーザーの募集職種や年齢も聞きましょう。飲食求人を出したいのに、プログラマーが集まる広告媒体を使っても無意味です。
年齢も若い型が欲しいのか、ベテランや経験者が欲しいのかによって使用する媒体は異なってきます。


まとめ
・求人広告には掲載時有料型(短期掲載)と、成功報酬型がある

・短期掲載には、即効性とリスクがあり、リスクを軽減し成功効果を高める事が
 重要

・求人広告には相場があり、世の中の情勢で変化するためリサーチが必要

・求人広告には地域やエリアによって効果的な媒体がありリサーチが必要

・求人媒体は地域やエリアだけでなく、シーズンや時期によっても好調や不調が
 ありリサーチが必要

・求人媒体を決める上で、同エリア、同業種の採用例を聞く事が大切

・求人媒体には新規媒体もあり、効果を予測し見極める事も必要

・求人媒体には、登録者の業種や年齢により効果的なものがある

次の記事では、
媒体を決める上で、もうひとつ大事な事、どんな営業さんと取引し、交渉するのかについてご説明したいと思います。

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