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№5953:私の中での「楽しむ」と「幸せ」の明確な違い

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、過去何年にもわたって、日本人の「幸福度」が低いことが世界的な調査で明らかになっています。

「比較するものではない」という意見もあるかと思いますが、私も「そうだろうな」と思います。

身の回りを見ても「可もなく不可もなく生きている人」は山のようにいますが、「幸せそうに見える人」人は、おそらく5%もいません。

100人に2~3人といった感じでしょうか。

この時、「楽しいと幸せはどう違うのか」という議論になることがあります。

上記調査も「楽しい度ランキング」ではありませんので、両者には定義の違いがあるはずです。

スモールジムも「Be Happy」をミッションとしていますので、自分の中でもはっきりさせておく必要があると思っています。

これを辞書的に論じるのではなく、私の感覚で説明すると「楽しむ」は主体的なもので、「幸せ」は受動的なものだということです。

私は「両者が必要である」と確信しています。

まず各自が日々の生活の中で優先すべきは「楽しむこと」です。

飲み会に行けば楽しいし、旅に行けば楽しい。

人生の中で「楽しい時間」が増えれば「楽しい人生」になります。

ここで私が超重要だと思うのは「他者に貢献すること」です。

これを「楽しい!」と感じられるようになることが必須です。

私は「仕事とプライベートを分ける」という考え方を一切していません。

現在も人生の90%くらいは仕事をやっていると思います。

とはいえ、私のことを知っている人は見てわかるとおり「仕事人間」ではありません。

日々「仕事をしている」という感覚はありません。

あるのは「人に貢献している」という感覚だけです。

かつ、それが「楽しい」のです。

この「人に貢献して楽しい」という意識や行動が相手に伝わります。

それが「感謝」として戻ってきます。

私の中ではこれこそが「幸せ」です。

このことを明確に認識できたのが、昨年末に開催された「FBL大学大納会2023」です。

これまでもシェアしてきましたが、会の最後にメンバーが「プレ還暦祝い」として赤い革ジャンをサプライズでプレ ゼントしてくれました。

私はこの時「幸せだな」という気持ちになりました。

「楽しい」とはまったく異なる感情です。

飲み会に行ったり、旅に行ったりすれば「楽しい」とは感じても「幸せ」という感情にはなりません(多少はなるかもですが)。

飲み会や旅を企画した人が、皆が喜ぶ顔を見て「幸せ」と感じることはあると思いますが、楽しんだ本人が「幸せ」とは感じないでしょう。

「幸せ」は「人に尽くした結果、相手から戻ってきて感じるもの」。

「自分以外からプレゼントされた最高の感情」という感じでしょうか。

私はそんな風に考えています。

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