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№6010:リーダーは燃えている人をもっと燃やせ!

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、昨日は「リーダーに求められているのは『2つの能力と4つの成果』である」と記しました。

が、その手前にもっと大切なことがあると。

それは「自社が目指す明確な未来を示す言葉」です。

これは「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」と考えればよいでしょう。

これらをわかりやすい「1つの言葉」にするでもOKです。

有名なところでは、ソニー再建に「KANDO」という言葉が使われました。

「ソニーはKANDO(感動)を提供する会社」。

これを覚えられない人はいません。

リーダーの仕事はこの「言葉」を全社員に直接繰り返し伝え、浸透させることです。

このことは「自社の未来を見せる」「自社の未来を確信させる」ということと同義です。

こういうと必ず出てくるのが以下の2つのアンチテーゼです。

1つは「そんな美しい未来の前に現実がある」というものです。

これはその通りでしょう。

現実で結果を出せない社員等に未来云々を語っても「ごっこ」にしかなりません。

が、私に言わせてもらえば「結果が出ない社員」というのは「基本的な努力」をしていません。

わかりやすいのが「月に5~6冊の読書」と「ビジネス力向上のための自己投資」です。

後者は最低でも月額2万円くらいは必要です。

「ビジネスで結果を出したい」のなら「ビジネス力向上」に投資をするのが当たり前。

トレーナー、インストラクター系の勉強をどれだけしてもビジネス力はつきません。

ビジネスで結果を出すことを求める一方で、リーダーがこういった行動を厳しく要求していないから、また、やらなくてもやっていけるような余地を残すから甘えたままの雇用が温存されるのです。

これではどこまで行っても堂々巡りです。

2つは「言っても響かない」です。

こういう社員は放っておけばいいと思います。

最低限、やることだけやっていてくれれば問題ありません。

仕事ができないなら、その最低限のレベルをどんどん下げて評価(給与)に反映すればいいと思います。

先般読んだ本に「燃えたくない人を燃やすより、燃えている人をもっと燃やすことが大切」とありましたが、その通りだと思います。

社員数が10名前後になれば必ずこういう人が入ってきます。

何故10名かというと「1割」だからです。

9名までは「×0.1」しても「1」という数字になりません。

社員数が少ないほど「燃えたくない人」が混ざる確率は下がります。

なので30名いれば3名くらいは「燃えたくない人」が出現してしまいます。

これは組織が異なる人間の集団である以上、仕方がないことです。

エネルギーには限りがあります。

それをそんな人を引き上げることに使っている余裕はありません。

そうではなく「もっと燃えたい人」に点火をして炎の勢いを高めた方がいい。

そのうち「燃えたくない人」は熱さに耐えかねて去っていくことになるでしょう。
※で、なんだかんだと同じようなことが繰り返される。

アンチテーゼの説明だけで一定以上の文字数になりました。。

とにかく必要なのは「未来を示す言葉」。

これが不要になる理由はひとつもありません。

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