華子

和田華子。

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生理との向き合い方②

生理との向き合い方②  前回のnote 生理との向き合い方①| https://note.com/kazuyasoiya/n/n396c12c899da では生理について 「こうだったら良かっな」 「今後こうなっていくと良いな」 をメインに書いたので、今回は実際に私が実践している事を書きます。  私は生理時の痛みを和らげる方法や道具を、メンタル面を重視して選んでいます。 具体的にあげると、例えば「生理痛にはこれ!」という商品よりも、体調が悪ければ男女どちらとも

    • 生理との向き合い方①

      生理との向き合い方 私にとって生理とは「自分の身体が女体である事を再確認させられる強制イベント」である。残念ながら今でもそうだ。生理からくる頭痛や腹痛などの身体的苦痛と、肉体を強く認識せざるを得ない精神的苦痛のダブルパンチが、月に一度の頻度で訪れるのだから堪らない。 初めて生理になった日、母に「コレはいつ終わるのか。」と尋ねたら、母は「60歳くらいかな」と答えた。 子供にとって「50年」は永遠とほぼ同義語で、一生こんな事が続くのかと思うと暗澹たる気持ちになった。自分でコン

      • お腹いっぱいの話。

         「最近ちゃんとお腹空くなあ。」 そんなことを、冬至の昨日カボチャを煮ながら考えていました。 今は「証明」の話をします。  性的マイノリティは、「らしさ」を強く求められがちです。  テレビや漫画で描かれているような、テンプレートな「らしさ」「それっぽく見える事」「イメージ」。  話し方、服装、仕草、趣味、本当に様々な「らしさ」。 それはストレートの人たちにも降りかかる「男らしさ」「女らしさ」と同等。もしかしたらそれ以上かもしれません。  何故ならその「らしさ」を提示しな

        • 選挙にまつわる二択の話。

           こんばんは、華子です。  選挙へ行くことを促すTwitterの盛り上がりを尻目に、ある発見と感動を覚えていました。  みんなの選択肢が当然のごとく 「選挙に行く」「選挙に行かない」の二択である、ということについてです。  みなさんは「選挙に行けない」という選択をせざるを得ない人たちがいることをご存知でしょうか。  性別欄が存在する為に選挙に「行けない」有権者がいることをご存知でしょうか。  今日は、選挙にまつわる二択の話をします。  選挙では「なりすまし投票の

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        生理との向き合い方②

          Hな話。

          Hな話 が、ちょっとばかし不得意です。 性的な魅力をよりディープに語る話、セックスの話、体験談、さらにはアブノーマルなあれやこれや。 別に毛嫌いしているわけではなく、慎ましく嗜む程度には好き。 ただ、ドギツイと反応に困ってしまいます。 身を乗り出して話に食いつく事が出来ない。 勿論、面白いと感じる時もあります。 今回は、LGBTに関するちょっとした誤解を解きたいと思い「Hな話」について書きました。  私はもしかすると、普通の人よりHな話を

          Hな話。

          トランスと健康の話①肩こり

          トランスと健康の話①肩こり  ノートを始める目的の一つに トランス当事者に、ノンホルノンオペ生活で身についた事をシェアしたい というがあったので、今日はその話。 健康の事を書いていこうと思います。 これが一番、切っても切り離せないやつじゃないかなあと思ったので、まず肩こり編です。 幼い頃から剣道を学び、同級生から「華子めっちゃ姿勢良いwww」でおなじみの私でしたが、二次性徴を経て立派な猫背になりました。 原因は胸の膨らみ。 隠そう隠そうと自然と肩が内

          トランスと健康の話①肩こり

          パンツの話。

          パンツの話。   大学進学と共に実家を出て、一人暮らしを始めました。  私が真っ先に買いに走ったのは、「パンツ」でした。  身体への違和感を緩和させる為に、私は出来るだけ自分の心と身体が「安心」できる物を身に付けるようにしています。  それは服や靴、整髪料からリップクリームまで多岐にわたりますが、その中でも一番苦痛を感じ、反面一番幸福感と安心感を味わえたモノは「パンツ」でした。 今日はその話をします。  下着。 あまり人目にはつかないけれど、一番肌に近い布。

          パンツの話。

          意外と知られていない話。

          意外と知られていない話。 1.意外と知られていない話。 先日、ストレートとゲイの友人との食事中に、発覚したことがありました。 いつもの如く、私はトランスに関する質問のあれこれに答えていました。 その時、ちょっとだけ、場が凍った瞬間がありました。 彼らはその事実に驚愕し、私も「あれ?コレって意外と知られていないんだ。」とビックリしました。 その意外と知られていない事とはこちら。 「性別変更の為の条件の一つに『生殖機能を永続的に欠く事』という

          意外と知られていない話。

          内側と外側の話。(困難さ)

          「トランスジェンダーって大変なんでしょう?」 ってよく言われます。 まあ、大変といわれれば大変だけれど。 しかし私、具体的に何が大変なんだろうな。 ということで、 トランスジェンダーの大変さを、私なりに書いてみました。 内側の話と、外側の話。   トランスジェンダーの大変さは、大きく分けて二種類あると思っています。 外側からくる困難と、内側からくる困難です。 外側からくる困難・・・・主に社会、他者と接したときに生じる困難。 内側からくる困難・・・・自分の身体に対して

          内側と外側の話。(困難さ)

          「知ってるの深度」の話。

          知ってほしいんじゃなくて、想像してほしい。 なんて大風呂敷を広げたものの、それってどうすりゃいいんだと、頭を抱えています。 とりあえず、普段感じているモヤモヤを書いてみようと思います。 私がトランスジェンダーだと話すと、多くの方からこんな言葉を投げかけられます。 「知ってる!身体が女の子だけど、心は男の子なんでしょ?」 「じゃあ華子は女の子が好きなんだね。」 「性同一性障害ってあれだよね、金八先生の上戸彩。」 「はるな愛の逆的な?」 「身体変えたい人のことで

          「知ってるの深度」の話。

          ノート始めました。

          和田華子です。 ノート始めます。 Facebookは宣伝用にしか使っていないし、Twitterは文字制限があるし、ブログって何か気恥ずかしくて。 自分のためにフラットに喋れる場所が欲しいなと思っていたので、ノート始めます。 走り書きだから、気軽に読んでね。 日常の事とか、自分の興味あることを書きたいと思ってます。 とりあえず、見切り発車でえいやと始めてみます。 まず、今私が一番書きたくて関心があることはこれ。 1、トランスジェンダーの具体的な話をしたい。 2、

          ノート始めました。