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森はきのこの季節
中秋の名月となった9月の最終日。八ヶ岳と奥秩父の間にある山を歩いてきました。
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今年の夏はご存じの通り猛暑で、その影響は山にも及び、例年残る雪渓も消え、おまけに雨不足とあって、山の上も乾いていました。山小屋なども深刻な水不足になるほど。そんな夏は、大好きな苔にも、そしてきのこ達にも過酷であったろうと想像します。
ようやく秋めいてきたこの頃、雨も何度か降ったので、山や森も潤っているでろうと苔ときのこがお目当ての山行を計画。苔が好きなことは以前のnoteでも何度か書いています通り。
苔の名所である北八ヶ岳は人が多そうだとして避けて、少し外れにある御座山(おぐらさん)へ。以前に歩いたことがある南側からのルートでは無く、未踏の北側のルートを選定。日当たりの少ない北側斜面は苔やきのこに好条件であろうとの目論見。
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北八ヶ岳や千曲川源流域のような圧倒的な空間では無いものの、山頂直下は目論見通り苔ときのこが元気な空間がありました。
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口の周りに食べカスをいっぱいつけながら無邪気に笑う赤子のような
延々と撮影して、撫でて、撮影して、愛でて、を繰り返していました。
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もっとも、好きでありながら、苔やきのこの種類は全く知らないのですけれどね。ただ、その姿と空気感を愛でて感じて楽しむのみ。
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展望の山である御座山。あいにく今回は山頂はガスに覆われて大観望は目にすることはできませんでしたが、十二分に生命力を分けて貰った素敵なひとときでした。
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(紅葉シーズンに南側からルートをとって山頂で絶景に歓喜したnoteはこちら)
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