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サくら&りんゴ#145 ハンターのレシピ
ハンターの同居人が時々料理を作ってくれる。ある日、朝はとっくに仕事に出かけて顔を合わせることのない彼からメッセージが来た。
冷凍庫の鹿肉 出しておいてくれる? please
そう言えばこの間から鹿のステーキを作ると言ってたっけ。
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この赤茶色の紙でくるんだものはハンティングの収穫である。
夫がいる頃から冷凍庫にはいつも鹿やムース、グースの肉が入っている。
夫がいなくなっても夫のハンター友が同居人になったので、やっぱり鹿やらムースやらの肉が入っている。
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また別の日には骨付き鹿肉
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大体いつも彼の一食分食べると私は丸一日食べなくても済むくらいな気分である。
こちらは夫が以前、うちの前の湖でハントしたグース。
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はっきり言ってグースは私のお口に合わない。残りを冷凍にしておくも、夫も病気になり食べる機会を失った。しかしハンティングから~の、手のかかるプロセスを知って(見てるだけよ~の私だが)捨てることが出来ない。古くなったスーパーの肉はぽ~んとゴミ箱に投げ入れてきたのに。なので結局今いる同居人の手に渡ったなんていうことがあった。
その同居人の料理の中で私が一番気に入っているのが
ハルペーニョポッパー
これはハンティング肉と関係ないが、ハルペーニョと言う結構辛いペッパーにクリームチーズを詰めベーコン巻きにしたものである(ヘッダー写真)
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夫の好みでハルペーニョやハッバネーラのホットペッパーも裏庭に植えて育てていたが、辛すぎるのは私には無理である。
大丈夫だよ、ケミ~(同居人の5歳の娘)だって食べてるぜ
と言うのでおそるそる食べると、これがかなり美味しい!!
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ひょえ~うっかり目をこすってしまった~と言いながら、丁寧に種を取ってくれた同居人の作業の賜物である。(種や白いヘタを扱った手でほっぺをこすったりすると皮膚がひりひりする辛さ!)
ハンターや釣り人が、自分で獲ってさばいた肉をどんな風に料理すればいいかを一番よく知っている。
私が彼の料理をあまりに美味しい美味しいと言って食べるので調子に乗って
秋はポットスープ(potsoup)だな
そう言って同居人は窓辺に寄った。
ジェイ(私の亡き夫)なら絶対仕留めてるぜ
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だめよ~!ダメダメダメ!!!!!!!!!!!
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。