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2021年は、「少しだけ、非現実なモノ」を趣味にしたいと思う。

1月、仕事は忙しくなく、朝の野菜の出荷以外は自宅での決算作業となった。一部を税理士さんに頼んでいるから、そこまで大変でもない。

そこで、Amazonプライムなどのサブスクリプションで様々なドラマや映画を観るようになった。たぶん、東京ラブストーリーがキッカケだったと思う。

前職のシステムエンジニアとしての10年間は、とある放送局で過ごしていた。放送する事とは程遠い仕事だったが、番組が何曜日の何時にOAされるのかは、把握しないといけない仕事だった。その10年間こそ、テレビやドラマの内容と真面目に向き合っていない。運よくとある元プロデューサーさんと仕事をする事もあり、そこでテレビの可能性やら何やらを語って頂いたこともあるんだけど、自分としては、テレビというのは流し見するものであった。何より1日の殆どが仕事で、現実逃避といえば、帰宅時のスマホゲームだったり、3DSであった。本当に現実とかけ離れたことがしたかっただけである。

そしてふと去年の冬、Amazonプライムで「東京ラブストーリー」が観られることをきっかけに、その元プロデューサーさんが言っていたことを思い出したのだ。

東京ラブストーリー以上のドラマは、もうない。

確かに、観たら時代に関係なくハマった。それからだ。私の息抜きは、ゲームよりもサブスクリプションのドラマや映画になっていた。昔は録画したり、レンタルしなくちゃ何度も観れなかったけど、今は配信されていれば何度も観れる。テレビじゃなくて、スマホでもタブレットでも。カルテットは、ドはまりしたので、5回位観ただろうか(笑)。

脚本家やプロデューサーが、何を言いたいのか?をじっくり考えて何度も観るのが好きになった。特にカルテットでは、この時の行動は、あの結果につながるのね、あーあーと思いながら観るのが楽しくて。

もしかしたら、テレビ局にいた頃、もっとそういう話ができれば、いろんな人と繋がれたのかも?と思うともったいない。後悔しても仕方ないんだけど(笑)。

それで私がハマった、東京ラブストーリーもカルテットにも、共通点があって。それが脚本家の坂元裕二さん。高橋一生さんも好きなんだけど、たぶん私はこの脚本家の描くのも好きなんだなぁと思った。なので、我慢できず、この本も買ってしまった。(なんと、kindleで読める!!)

私の今までの人生で、脚本家まで追ったことってない。だからまず、ユリイカという本を手に入れるのも初めて。少し読んだけど、やっぱり言葉を文字にするのが上手いですよね(当たり前か)。大好きなドラマ「カルテット」についても触れてあって、胸が熱くなる。そしていつか、最新作「花束みたいな恋をした」も観たいなぁと思っている。しかも、2回以上(笑)。何だか、好きな脚本家の作品は1度だけ観て終わるってのは、もったいない気がして。

好きなドラマや映画を観ると、いいことも嫌なことも思い出すし、共感することもある。ゲームと違うところは、生きてる意味みたいなものを考えさせられる所だ。

ゲームという「超非現実なモノ」も、十分楽しいから、こんなおばさんになってもやりたいものは確実にやると思う。そして、ドラマや映画もサブスクリプションで気軽に観れる時代になった。(コロナ禍でも、映画は家で気軽に観れるんですよ!!)なので、そういった「すこしだけ非現実なモノ」にも触れて、自分の心の栄養にしていこうと思う。




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