翠嶺和真

最近は文章を書いています。ギターとウクレレが大好きで、二胡も弾きます。猫3匹と暮らし、…

翠嶺和真

最近は文章を書いています。ギターとウクレレが大好きで、二胡も弾きます。猫3匹と暮らし、写真撮影や温泉巡りが趣味です。'71 ♂

マガジン

  • 朝の心と光の影

    心の内面や日常の美しさを描くエッセイ集です。朝の光に照らされた日々の出来事や感じたことを、温かい視点で綴っています。

  • 未来の光景

    未来をテーマにしたショートショート集です。新しい時代の可能性について想像してみました。

  • 過去の自分

    過去の出来事を基にした自伝的小説を掲載しています。

最近の記事

最近やたらと眠い

最近、やたらと眠い。昼間もぼんやりして、目を開けているのが辛いことが増えてきた。夜の睡眠時間はそれなりにとれているはずなのに、日中も眠気が取れない。これ、一体どういうことだろう? まず考えたのは、生活リズムの乱れやストレスだ。最近、色々なことが立て込んでいて、心の中もバタバタしている。あの忙しい日々やら、あれやこれやのストレスが積み重なって、体の中の時計が狂ってしまっているのかもしれない。 それに、双極性障害の影響もあるんだろうな。気分の波が大きくて、これが睡眠にどう影響

    • 中国大連で広がった視野

      今から約20年前、私は離婚をしてしばらく経ち、仕事を探している時期でした。そんなある日、行きつけの居酒屋で、中国大連での仕事を紹介されました。かなり悩みましたが、やはり異国の地での生活に憧れていたところもあって、行くことに決めました。それまで日本での生活しか知らなかった私は、この選択が自分にどれだけ大きな影響を与えるかを想像もしていませんでしたが、新しい挑戦に心が引かれました。 大連に到着して最初に感じたのは、文化や生活習慣の違いでした。最初は戸惑うことも多かったですが、そ

      • 「朝の心と光の影」 - オリジナル小説⑤

        新たなつながり聡はカフェでの新しい出会いや再会を通じて、少しずつ孤独から解放されていった。彩香との毎朝の会話や、健との再会が彼にとって新たな活力となっていた。 カフェでの時間が、聡にとって大切な日常の一部になりつつあった。新しい人々との出会いが、彼の心に新たな希望をもたらし、彼は一歩ずつ前に進んでいくことができるようになっていた。 彩香の提案ある朝、彩香が聡に声をかけた。「聡さん、来週の土曜日、カフェでダーツナイトを開こうと思っているんです。もしよければ、聡さんも参加して

        • 未来の光景 (短編) - 記憶マーケット

          未来の社会では、人々は不要な記憶を売り、新しい記憶を買うことができるマーケットが登場していた。この「記憶マーケット」は、失敗や後悔の記憶を消し去り、新たな経験やスキルを手に入れるための場所として大変人気を集めていた。 田中は、過去の仕事での失敗の記憶に苦しんでいた。数年前、重要なプロジェクトを任されたが、大きなミスを犯し、プロジェクトが失敗に終わった。その結果、田中は職場での評価を失い、自信を喪失していた。ある日、友人から記憶マーケットの話を聞いた田中は、仕事での失敗の記憶

        最近やたらと眠い

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        • 朝の心と光の影
          5本
        • 未来の光景
          2本
        • 過去の自分
          7本

        記事

          未来の光景 (短編) - 言葉の重さ

          未来の社会では、言葉に重さがあり、発するたびにエネルギーを消費する仕組みが導入されていた。この技術の導入によって、人々は無駄な会話を避け、必要最低限の言葉しか使わなくなった。田中は、この新しい社会に順応し、無駄な言葉を一切使わずに生活していた。 田中は毎日、仕事で必要な指示や報告だけを短く済ませ、家では家族とほとんど会話をしなかった。家族も同様に言葉を節約していたので、家の中は静寂に包まれていた。そんなある日、田中は公園で一人の老人に出会った。 老人はベンチに座り、空を見

          未来の光景 (短編) - 言葉の重さ

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説④

          彩香の提案ある朝、彩香が聡に声をかけた。「聡さん、来週の土曜日、カフェでアートワークショップを開こうと思っているんです。もしよければ、聡さんも参加してみませんか?」 聡は少し驚きながらも、興味を持った。「アートワークショップですか?僕も参加できるんですか?」 「もちろんです。今回はみんなで絵を描いてみようと思います。アートの経験は問いませんので、気軽に参加してください」と彩香は笑顔で答えた。 聡はしばらく考えた後、うなずいた。「わかりました。ぜひ参加させてください。」

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説④

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説③

          新しい日常翌朝、聡はいつもより少し早く目を覚ました。カーテンを開けると、朝の光が部屋に柔らかく差し込んできた。彼はキッチンに向かい、コーヒーメーカーに豆をセットしながら、昨日のイベントのことを思い出していた。彩香や常連客たちとの会話が頭の中を巡り、自然と笑みがこぼれた。 朝食を終えると、聡はいつものようにスーツに着替え、鏡の前でネクタイを結びながら、「今日はどんな一日になるだろう」と考えた。玄関を出ると、爽やかな朝の空気が彼を迎えた。少し肌寒いが、それが心地よい。彼は鍵をか

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説③

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説②

          カフェでの出会い福田聡は毎朝通り道にある小さなカフェに立ち寄るのが習慣になっていた。その日も、カフェのドアを開けると、温かい香りが彼を迎え入れた。朝の柔らかな光が窓から差し込み、カフェの雰囲気を一層心地よくしている。 カウンターに立つ新しい店員の中村彩香が、明るい笑顔で「おはようございます」と声をかけてきた。彼女の笑顔には、人を安心させる何かがあった。 「毎朝同じ時間に来てくださるんですね。お仕事前ですか?」彩香は尋ねた。 「ええ、ここでコーヒーを飲むのが日課なんです」

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説②

          リコーGX200で撮影してみました

          こんにちは、皆さん。今日は古いコンデジ、リコーGX200を使って撮影した写真をシェアします。使い方は覚えていなかったのでオートモードで撮ってみましたが、いい感じに撮れました! リコーGX200の紹介 こちらがリコーGX200です。 このカメラで撮影した家の猫の写真です。 毛並みや表情がしっかり撮れていて満足です。古いカメラでも、まだまだ楽しめますね。

          リコーGX200で撮影してみました

          日々の旋律:自分史(4)

          前回はこちら 高校時代の思い出高校入学と写真部中学校を卒業して、ついに高校生になりました。父親のコネで入学したこの学校は学力が高すぎて、勉強についていくのがやっとでした。自分の希望ではなく、親の期待という重荷を背負うことになりました。 高校に入って最初に所属したのが写真部です。地味な活動ばかりでしたが、実家にもともとあった一眼レフの古いカメラを手に、白黒写真を自分で焼いたりする経験をしました。夏休みの合宿で伊豆七島のある島へ行き、日の出の瞬間や波打ち際の景色、自然の風景を

          日々の旋律:自分史(4)

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説①

          新たな始まり暗い部屋に、目覚まし時計の電子音が静かに響いた。福田聡は、寝ぼけた頭をこすりながら起き上がった。午前6時。これが彼の毎朝のルーティンだ。機械のように正確に、同じ時間に目覚める。それが、彼の日常のわずかな安定だった。 カーテンを引くと、朝の淡い光が部屋に差し込んできた。窓の外には、近所の小さな公園が広がっている。誰もいない静かな風景、桜の木が新緑に包まれ、風に揺れている。聡はその光景を見ながら、心の奥底にふとした孤独感を覚えた。「また今日も、誰にも会わずに一日が終

          「朝の心と光の影」 - オリジナル小説①

          日々の旋律:自分史(3-2)

          中学校時代の思い出前回はこちら 勉強と成績、友達との時間 勉強と成績 勉強については、特に得意な科目もなく、成績も中の中。好きな科目は音楽、体育、国語で、これらの授業がある日だけは学校に行くのが少し楽しみでした。音楽の時間は、楽器を演奏したり歌を歌ったりするのが楽しかったです。体育は体を動かすことが好きだったので、特に体育祭の季節になると張り切っていました。中学1年の時は足が速く、体育祭で1500m走の選手に選ばれました。クラスで2人選ばれるこの競技に選ばれたのは、成績

          日々の旋律:自分史(3-2)

          連休明けのスタート:頑張りましょう!

          おはようございます。連休明けですね。天気は悪いですが、今週も頑張りましょう!よろしくお願いします😊

          連休明けのスタート:頑張りましょう!

          日々の旋律:自分史(3-1)

          前回はこちら 中学校入学と部活動の選択中学校入学昭和58年(1983年)の春、私は中学校という新しい世界に足を踏み入れました。校舎はまるで巨大な迷路のようで、上級生は恐ろしく見えました。しかし、新しい友達と出会う楽しみがありました。まるで新しい冒険が始まったかのようでした。教室に漂う新しい教科書の匂いが、私の心を少しだけワクワクさせました。 部活動の選択中学1年生の頃、私は野球部に入りました。練習は地獄のように厳しく、ひたすら走り込み、水を飲んではいけない時代でした。炎天

          日々の旋律:自分史(3-1)

          感謝の気持ちで気分を上げる

          今日は朝早く散歩に出かけたものの、なんだか気分が落ち込み気味でした。そこで、感謝の気持ちを持つことが気分を改善するのに役立つのではないかと考えました。以下に、今日感謝していることを記録してみました。 今日感謝していること 1. 身体がちゃんと動くこと: • 健康で身体が自由に動くことは、とても大切です。日々、身体が動くことに感謝しています。 2. 風邪が良くなってきたこと: • 体調が回復してくると、それだけで気分が明るくなります。回復力のある身体に感謝し、健康を維持する

          感謝の気持ちで気分を上げる

          健康的な選択と満足感のある食事

          今日はビールを飲もうと思っていたのですが、なんだかお腹が空いて、ご飯を食べることにしました。ほうれん草、キャベツ、ピーマンをレンジでチンして、茹でた豚肉を混ぜたシンプルな一品。味付けはいつもの麺つゆです。これがまた、普通に美味しかったです。 久しぶりに豚肉の匂いを嗅いだら、やっぱり独特な感じがしました。でも、食べてみるとなんてことはない、いつもの味でした。炒めたらもっと美味しかったかもしれませんが、今日はこれで十分です。 ご飯をしっかり食べたので、ビールを飲まなくても大丈

          健康的な選択と満足感のある食事