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過去の自分

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過去の出来事を基にした自伝的小説を掲載しています。
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記事一覧

心の断片・軌跡(自伝)その1

始まりと挑戦これは、和也(仮名)が歩んできた奇妙な旅路を綴った物語です。断片的な記憶の中…

翠嶺和真
2週間前
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心の断片・軌跡(自伝)その2

前回はこちら 帰国後の生活帰国後、和也はいくつかの仕事を経験したが、長続きしなかった。20…

翠嶺和真
2週間前
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日々の旋律:自分史(1)

幼少期の思い出 生まれた場所と家族構成 昭和46年11月14日、私は東京都の中心部で生を受けま…

翠嶺和真
2週間前
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日々の旋律:自分史(2)

前回はこちら 小学校時代の思い出 最初の小学校 小学1年から小学4年まで、私は東京都内の最…

翠嶺和真
2週間前
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日々の旋律:自分史(3-1)

前回はこちら 中学校入学と部活動の選択中学校入学昭和58年(1983年)の春、私は中学校という…

翠嶺和真
2週間前

日々の旋律:自分史(3-2)

中学校時代の思い出前回はこちら 勉強と成績、友達との時間 勉強と成績 勉強については、特…

翠嶺和真
11日前
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日々の旋律:自分史(4)

前回はこちら 高校時代の思い出高校入学と写真部中学校を卒業して、ついに高校生になりました。父親のコネで入学したこの学校は学力が高すぎて、勉強についていくのがやっとでした。自分の希望ではなく、親の期待という重荷を背負うことになりました。 高校に入って最初に所属したのが写真部です。地味な活動ばかりでしたが、実家にもともとあった一眼レフの古いカメラを手に、白黒写真を自分で焼いたりする経験をしました。夏休みの合宿で伊豆七島のある島へ行き、日の出の瞬間や波打ち際の景色、自然の風景を