長田 千輝|Kazuki Osada
日々考えてること
実験小説の制作過程を掲載いたします。
反小説作品を載せて行きたいと思います
小説に対する考え方をいろいろ喋ってみます
日々のことや感じていることなんかを書いてみます
この5月くらい日がな一日、本屋をうろついている。8階建の本屋でどのジャンルの本も一通り揃っている。その1万冊の中から気になった本を開くことでいつでも情報にアクセスできる。本屋丸ごとが僕の脳みその延長のようになって、それぞれの本がそれぞれ記憶になっているから、仕舞ってある記憶をいつでも呼び出すことができる。必要なのはどの情報がどこにあるかを知っていること。 インターネットが普及して何でも調べられるようになったかというとそれは間違いで、インターネットの難しさはその情報に直線的に
今年も10日が過ぎてしまっている。 時間というのは奇妙なもので、ぼんやりしていると一瞬だし、掴んでいても一瞬だし、ふとした拍子に緩やかになったかと思えば突然速くなったりする。 時間が一定の速度で進むなんて、直感的に言えばどう考えたってあり得ない。 鴬谷の駅前にある呑み屋に行きたくて仕方がない。これはもう不要不急の範疇から今にもはみ出るところである。 またテキーラを頭からかけたりして何かをお祝いしたいものです。 かけていながら初めてテキーラがをかけるものだと知りました。自分
性同一性障害は、『出生時に割り当てられた性別とは異なる性の自己意識を持ち、自らの身体的性別に持続的な違和感を覚える状態』をいう医学的な診断名および状態像。自己意識に一致する性別を求め、時には自らの身体的性別を自己意識のそれに近づけるべく、医療を望むこともある。やや簡潔に『性同一性(心の性)と身体的性別(身体の性、解剖学的性別)が一致しない状態』とも説明される。アメリカ精神医学会のDSM-5では性別違和、WHOのICD-11では性別不合と呼称されるようになった。 性同一性障害
輪廻ってあるのかなぁ?もしあるなら、俺は木になりたい。 もうすぐあの世(あるか分からないけど)に行きます。なので、コメントは要りません。多分読まないので。 まぁ、この日記はナンバー君と岩元さんにしか公開しないけど。 2人とも、俺にメールと電話はしないでね。コメント書くのは構わないけど。 俺は一足先に逝くよ。 さよなら。 元気で! ---------------------- 2:45 ついに覚悟されたのですね。 もうすぐ、 オディーさんとの最後の晩餐について、
>ある人物の人格を完全にパソコンにデータとして取り込み、 それに外部から接触した時に反応を、データとして可視化する、 これは行動主義的、あるいは機能主義的なアプローチの一つです。 素材が何であれ、人間の意識と同じ機能を果たすならば、それは意識だ、 というのが機能主義です。 ただ、機能面だけを基準に意識が捉えきれるか、という問題が残ります。 特に問題とされるのが、個々人の意識に現れる独特の質感(これをクオリアと呼びます) は科学的なアプローチでは説明できないのではないか、とい
彼女が仕事をやめ北浦和に越してきたのは、春一番に運ばれた死の香りにどの路も満たされたころだった。 大学をさぼってよくフェレットと遊んでいた。 うらぶれたペットショップで元気に売れ残っているその動物は、ひたすら売れ残って元気にしていた。 時を忘れて遊んでいた。よくない客だと解っていても止められない。 理解することと行動することは別のベクトルだった。 いつか連れて帰ると思っていた、はしゃぎまわるファンキーな彼を見ているだけでよかったのだ。 そんな彼もいつの間にかいなく
ラッキーストライク(Lucky Strike)は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)社が製造・販売するタバコのブランド。1871年に発売された長寿ブランドで、アメリカ合衆国生まれのタバコである。当初はパイプ煙草として発売された。1916年より両切りの紙巻きたばこが発売されている。名前の由来は19世紀のゴールドラッシュ時に金鉱を掘り当てた者が言ったスラングである「Lucky Strike」からきている。これにちなみ、古い時代のハ
縊死(いし)とは、一般的には首吊り死をさす。紐など(以下索状物)を首に掛けて、自身または他人の体重によって首(頸部)が圧迫されることで呼吸や脳の血流が阻害され、脳や臓器に回復不能な機能障害が起き(縊頸)、結果として死に至ることを縊死と呼ぶ。 首吊り(縊頸)、固定された索状物に首を掛け本人の体重で頸部を斜めに圧迫すると、頸部の動脈(頸動脈と椎骨動脈)、主気管などが強く圧迫され、脳虚血または窒息状態となる。これらにより、血液または酸素が脳に供給されなくなり、
20100520 0151 俺は殆ど日記を書かないし、ボイスも使わないので、マイミクになっても何も面白いことはないと思います。 基本的に会ったことがない人とはマイミクにならないんですが、俺も多少あなたに興味を持ったので、 とりあえず、互いに気が合いそうだと思うか否か、何らかの会話を交わしませんか? 20100520 0208 互いに関心のある話題(読書?)、あるいは相手に聞いてみたいこと、 などでしょうか。 20100520 0223 参加コミュニティーから、きっと言葉を
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 物理=マーケティング=数学=サッカー=アート=...=小説×世界×射影の角度 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 物語というのは人間がこの世界を認識するための手段だから、物語を最も拡張するように定義された "小説" は世界を投影するための関数だといえる。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 物理も数学もマーケティングも、 小説によって投影された世界の影だから、どれも視えない範囲が大きくなっなってしまうのは当然のことなのだろう。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
この小説には時系列がないので、すきな順番に読んでください。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ どの時間もすでに存在していて、進みも戻りもしない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ だから、 全ての文が同時にかつ平行に存在している。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ これは始まりも終わりもない、 閉ざされた時間。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
祖母が死んだ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 日がな1日、ぼくは雲を眺める。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 雲は薄くピンクと青が混ざっていて、ないところはどこまでも深淵に落ちていく。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ クッツェーを読んだり読まなかったり。ほとんど読んでない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 時間は戻らないし、進まなくて ただ存在しているように肌で感じる。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 母方の祖母は認知症になって、大学生のころの話を繰り返す。 ㅤㅤㅤ
神保町駅-九段下駅-竹橋駅-大手町駅 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 4駅に囲まれた空間をぼくは徘徊する。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 徘徊は夏にかぎる。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 仕事帰りの人に、ぼくは大手町駅の場所を尋ねる。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ また少し歩いて尋ねる。尋ねる。尋ねる。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ みんな好きな方角を指すのが面白い。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ぼくは駅に辿りつけるのだろうか。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ もちろん駅の場所は
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 「許さないで」 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ そんなメッセージが届いた。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ その方が当事者なのかも知らないし、 それに立場ってのも色々ある。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ でも、これは僕のごく個人的な物語だし、 実はそもそも許す許さないの話でもない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ この世界がとても居心地悪くて、 間違って生まれてきたと思った。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ この感覚をただ1人共有できた親友は、
親友の彼は、女子高出身だった。 彼ほど強くて弱い人を、ぼくは知らない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 二十歳の初夏の早朝。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ これから向こうに行くね、そう連絡があって ぼくは "さよなら" を返した。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 彼の人生の功績ともいえる最愛の女性は、 仕事も家も投げ打って、遠くからこちらに越してきた。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ぼくは彼になって、彼女のはじめてを
正面から父に話してみた。 俺はそんな風に思ってないしお前のことを愛しているよ。 虐待する側は得てしてそうゆうものだ。 あんなに殺すとか心中するとか言ってたのに。 毎晩、明日はないかもしれないとか10年後は生きてないだろうなとか。 その気持ちを忘れはしない。 でもとっくに全部許してるんだ。 あなたも色々大変だったのだろう。 それに虐待されたお陰で自分なりに考えたり、個性を持てたのだと思う。 今はもう全てに感謝している photo by @natsuki_kas