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【セールスのプロが使う】ホントは教えたくない6つの心理テク⑤

【専門家に従いなさい。 ウェルギリウス 著書 影響力の武器 ロバート・B・チャルディーニより抜粋】

僕は柔道整復師という厚生労働省が発行する国家資格保持者である。ただ、この言葉だけで盲目になってはいけない。

今回の記事は前回の投稿にかなり似た部分を含んでいるのだが、心理テクニック5つめは「権威」である。

会長・社長・店長・エリアマネージャー・社員・アルバイトなど、責任の任される度合いが変わってくることが組織の基本なのだが、実際に自分より上の立場の者がおかしな提案を口にしたとしても、部下はほぼ迷うことなくそれを実行してしまうのである。実際にレストランに行った時はアルバイトの料理紹介より、料理長の言葉に耳を傾けてしまう。

ただ、決断を下しているのはあくまでも人間であり、著書ファスト&スローにもあるのだが、決断が正しいことである確率が比較的高いのは「直感的に決断を下すこと」且つ、「なんども実戦経験を組んでいること」が条件である。「消防士が今、火の中に飛び込むべきか、やめるべきかなど。」それ以外の決断に関してはどんな資格を持っていたとしても大人数で多数決を取り、票の多い決断の方が正しいことである確率が高い。

権威あるものの発言には信用してしまいがちだが、今一度、決断する際には自分でも思考を巡らす癖をつけていただきたい。

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