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僕とビールと骨折

数々の失敗はある。
若気の至りと言われる期間中も数々の失敗はした記憶に残っていないのもある!
まあ人生を歩んでいる以上失敗のオンパレードだらけだろう。
そんな人生経験経て自分形成していくのが人生。
積極的に色々やって打席に立つ失敗する
再び打席に立つ失敗の繰り返しでたまに会心の当たりが有れば良い。
経験の内容にもよるけど大なり小なり色々なカテゴリーの経験は必須だ。
カテゴリーにもよるけど若気の至り期間を過ぎても失敗はするが大事故は無くなってくる。
いい大人になっての失敗は本当にメンタルにくる。
10年前辺りに右手を骨折した。
ええ歳のおっさんのあほうでしかない失敗だ。
嫁にもあきられたし本当にいろんな人々に迷惑をかけてしまって申し訳なく思う毎日だった。
ある日、いつものメンバーとの飲み会をした
いつものように楽しくいい会で酒も進む。
後半からの記憶はあまり無い。
呑んだ時の記憶が飛ぶ場合、断片的に記憶があるが音声は無い場合が多い、飛んだ記憶が思い出す事はほぼない。
ビール一辺倒に呑んだ場合もまあこんな感じだか、俗に言う『ちゃんぽん』するとまあ酷いし、まあ記憶が無いし、気づいたら布団の中でビックリする事もよくある。
その日の飲み会もしっかりちゃんぽんして余り覚えてない。
その頃に非常にストレスを感じてる事があった。
なんのストレスだったんだろう?
本当にその頃飲酒するとそのストレスの原因の事を考えると本当にイライラしてしまう時期があった。
そんな時期の飲み会だった。
家に帰ると何かにキレてしまってその感情のまま壁に感情をぶつけてしまった。
その瞬間はスッキリしたのを覚えているしその直後から違和感も断片的に覚えている。
風呂に入ってなんか違和感があったし痛みもあった。
ハッキリ覚えているのはシャンプーしてる時に何故か手が痛い就寝して余りの痛みに起き
違和感の部位を冷やす。
朝起きて違和感が絶望に変わっていく
絶望の部位がいつも通り動かないし痛みがやばいと思い、午前中に病院に行ってレントゲンを撮ってもらい絶望の部位の状態が正確にわかった。
骨折していた。
絶望中の絶望だった、仕事が出来ない。
店に帰って報告すると失笑呆れ顔その他諸々の表情を読み取れた。
あほうだ、あほう中のあほうだった。
浅はかな行動で感情コントロールも出来ない
あほうだった。
思考がショボイ、ショボイ過ぎて今思い出しても情けなくて泣けてくる。
兎に角4週間は何も出来ないし、数日後手術になった。
骨折の手術は初めてで、時間にして30分位の手術だった。
部分麻酔して効いて来たら骨折部位を正常な位置にしてワイヤーを2本入れて固定して終わり。
目の前にモニターがあって手術の工程はそこで見れたレントゲン画像でワイヤーが入っていくのも意外と冷静に見ていた。
手術も無事に終わり包帯まみれになった手を見ながら………言葉がみつからなかった
自分で車を運転して自宅へ向かった。
とにかく4週間はその状態で週1ペースで診察に行く様に言われたので家族に報告した。
あの4週間は良くも悪くもいい経験だったと思う。
メンタルも随分落ちるとこまで落ちたし
店の状況も良くは無い、待ってくれたお客さんもいたけど、このタイミングで来なくなったお客さんもいたし、お客さんのありがたみが骨の髄まで沁みた。
こうなっても晩酌はしていた。
原因でもあるが距離を置くことは無理だった。
こんなになっても割り切って呑んでる自分の神経が理解出来なかった。
何か自分に納得出来る理由みつけて呑んでたのだろう、これも自分だ。
一週間経ち診察し問題無い事を確認する
動かせる部位があったので動かす様に指示があったのでそこは頻繁にリハビリしていた。
ほっといたら固まってしまうから後々大変になるからって聞いたら、もう気付けはリハビリしていた。
その甲斐もあって4週間後にワイヤーを抜いてさすがにその日は様子はみたが、担当医の先生に許可をもらって2日後辺りから現場復帰した。
目処がたったから事前にお客さんに連絡したら2週間先の予約は速攻で詰まった。
年末以上の忙しさだった。
正直、4週間も休んでると体力も落ちているし、仕事の感覚もなかなか戻らなかったけど着実に1人1人こなして日を追うごとに感覚と体力は戻って来たが骨折部位はなかなかしっくり来なかった。
結局違和感が無くなったのは2年くらい経った辺りで無くなっていた。
今でもたまにお客さんに弄られるけど笑い話になっているので、まあ良しにして頂きたいよく言われたのが時期を考えてと言われた。
夏にやってしまったから1番クソ暑い時期にそれは勘弁してくれと言われた。
たしかにそうだ。
散髪難民になってずーーーーっと待ってくれたお客さんには感謝しかない。
体は大事にしましょう。

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