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お客様に謝りたい事


絵本の「王様の耳はロバの耳」に出てくる井戸があればそこに叫びたいです。そうすれば、井戸がお客様に言ってくれそうな気がするので。



あっ、表紙の画像は馬です。


井戸が無いので、noteで言います。

整備の仕事をしている私はお客様の顔を覚えるのが苦手です。
さすがに何度も会う人は覚えますが、年に1回とか車検毎とかくらいしか会わない人になると顔だけ見てもすぐ出てきません。非常に失礼な話です。
ごめんなさい。
でも来店してくれた時には分かります。名前も出てきます。
どうやって判断しているかと言うと、車の顔を見ています。
お客様に挨拶する時にチラ見で車を見て車にも挨拶しています。
「おー、お前かー。お前のご主人は〇〇さんやったな」
という感じ

車の顔とか同じ車種、モデルなら同じやん。とか言われますが、違うんです。
うまく説明できないけど、色が違うんです。
そりゃ色んな色の車があるから違うやん。とか言われますが、そうじゃないんです。雰囲気というかなんというか。
なんだかスピリチュアルチックになって怪しいですが。

この文章だけ見ると、私がお客様を見ずに車だけ見ているように感じますがそうでも無いんです。
なんというかご主人の居ない車は、ただの機械なんです。空っぽという感じ。
初めて見る車も、最初は同じでただの機械なんです。
でも運転席に座ったり、ご主人の話を聞いているうちになんか感じてくるんです。
ご主人の生活の雰囲気を感じて初めて車の魂が見える感じなので、やっぱりご主人の存在が大事なんです。
これで一度接した車はあとはだいたい顔を見ればわかります。

でもご主人が居ても愛されていないというか、大切にされていない車って暗いんです。雰囲気が重いんです。
それならまだ空っぽの方が全然マシなんです。

若干話が逸れましたが、お客様の顔を覚えるのが苦手です。


ごめんなさい。


でも車の顔を見れば絶対間違えませんので許してください。


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