![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393438/rectangle_large_type_2_9b92d54468dd8ec11ce3c2529e2bcdb3.jpg?width=800)
【私の仕事】 忘備録(66)ホームページとYouTube動画制作
◆この記事の内容:
中国人ママさんが経営するメンズエステ「S」店のホームページとYouTube動画を制作することを書いています。
【私の仕事】 忘備録(65)従業員1号の特別なお願い からのつづきです。
2名の中国人エステシャン
「S」にはママさん以外に中国人の女性エステシャンが2人いる。一人は25歳くらいで、細くて背が高い美人。留学生?かもしれない。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393473/picture_pc_58425db704583dc6c26939e8f6329452.png?width=800)
もう一人の中国人女性は35歳くらいで、このメンズエステ業界のベテラン。大阪府内で風俗店と居酒屋を経営しているとのこと。
女性2人とも落ち着いた感じ。以前、僕が手伝っていた中国エステ「女神」や、顔を全面取り替える手術をしたレイちゃんとは、雰囲気が違う。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393496/picture_pc_9ddee784922cc7ac2129ad0493be9d7c.png)
この上品2人を使ってエステをしている様子を、どのように撮影しようかと考えながら事務所を出て「S」店に向かった。
営業時間が始まるのが2時なので少し早めに「S」店に行くと既にママさんは待っていた。
さっそくこちらからホームページと動画制作の内容とスケジュールを説明しようとすると、まったく聞かず、ママさんは先に話し出した。
ママさんはやってほしいことが決まっていた。店内の動画撮影は不要。既にもっている画像をラインで送るのでそれを組み合わせて早急に作って欲しいとのこと。
まあ、画像を提供してもらえるなら、2時間以内で制作可能だ。「S」店内に2畳ほどのスペースにソファとテーブルがある。そこでノートパソコンを出し、急いで作ってママさんに見せた。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393567/picture_pc_c9735239efe4d36371c0959f09dd4a92.jpg?width=800)
「こんな感じです。」
「いいね。これでいいよ。明日に完成できる?」
「じゃ、事務所に帰ってから、細かいところを修正して明日の午後2時にまた来ます。」
「SNSで拡散」「口コミ投稿」「リンク」
ホームページ制作と動画制作を完成した後、「SNSで拡散」「口コミ投稿」「リンク」もしないと。。。制作しただけでは、集客の効果はない。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393598/picture_pc_77db77ddc5a034c50ecbe4f8e06877e9.gif)
事務所に帰ってからは、すぐ取り掛かった。夜中の午前3時に完成したので、ラインでママさんに送った。
「はやいね。これでいいよ。ありがとう。」とすぐ返事が返ってきた。ママさなんは昼より夜中の方が元気だ。
そして、昼、午後2時にまたママさんに会いに行った。
「お金、払うね。」と言って財布からお札を取り出した。
「まだいいですよ。リンク、口コミ投稿、SNSで拡散、本日中に何か集客の効果をお見せしますので、明日の支払いでいいですよ。」
今思うと、これが失敗だった。せっかくママさんは支払うって言ってたので先にお金をもらっておけばよかった。
具体的にやったこと
1年前に中国人経営のメンズエステ店対象にやったことです。現在では集客効果が異なります。店の名前や経営者がコロコロ変わる短期決戦の中国人エステでは内容よりスピードが重要。その中でYouTube動画の効果は大きい。
●ホームページは基本WORDPRESS。無料の場合はWIX、JIMDOを使用。
●YouTube動画は、ママさんの依頼で昔のTVコマーシャルのように画像だけが動く「スライド式」。約2分程度。
*実際、このような単純な動画は検索され難い。やはり、実際の施術している様子、動きがある映像の方が集客の効果がある。
■ リンク
・YouTube動画は5000文字まで記載できる「説明欄」が重要。ここに施術の内容と価格表、電話番号、メールアドレス、ホームページのURL、他の関連動画などを記載。それらの動画をホームページに埋め込んでリンクさせる。
■ 口コミ投稿
●国内向けにはお馴染みのエキテン。外国人向けにトリップアドバイザー(TripAdviser)とYelp(イエルプ)、これらは英語で記載が必要。
![ダウンロード](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393676/picture_pc_0e88fd9354d8184f1e28ea242a456ceb.jpg)
他店の話になるが「トリップアドバイザー」は効果が早かった。口コミ投稿して次の日に香港から日本で旅行にきた30歳くらいの男性が「トリップアドバイザーをみた」と言って来店した。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393680/picture_pc_b456ab9e858d12cac65b22a00f2cb368.jpg)
もっとも効果が早かったのがグーグルマップに口コミすること。グーグル検索した場合、地図が最初のページの一番上に表示されるため。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393714/picture_pc_46cddfcf7b12d5326241305aabfe704a.jpg?width=800)
もちろん、先に店の情報(電話番号や住所、画像など)をグーグルへ申請して承認を得ておくことが必要。
無料ではないが、今は「グーグルビジネス」で広告を出すのも集客効果がある。
■ SNSで拡散
上記のホームページ、動画、リンクの内容、口コミなどをツイッター、インスタ、フェイスブックで拡散。ママさんにはラインで常連客にホームページとYouTube動画のURLを転送投稿の仕方を教えた。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393771/picture_pc_85db4b01ecdf4848ddcc17a5f17ec0ad.png)
「拡散」といっても一日に2回から3回くらいが限度。やり過ぎるとアカウントがブロックされます。
その他、色々やってみたところ、やはり、動画広告の効果は早い。
ママさんからライン電話がかかってきた。「東京から大阪に仕事で来たお客さんがYouTube動画観たって言って、店に来たよ。」
一般的な手法ですが、「ホームページや動画を観てくれた方は1000円サービス、又は10分サービス」と明記しておけば、集客効果は早いし、実際に検索して見てくれたかどうかが分かる。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393785/picture_pc_0b1f45d8f17e1fb91548b101898acd16.png?width=800)
ママさんの意向もすべて入れたホームページと動画が完了した。ママさんに「明日午後4時に、こちらの領収書を持っていくので、お支払いのお金、用意しておいてくださいね。」とWechatで電話した。
SEO対策について
忘備録としてnoteに書いていますので過去の情報です。上記に書いた「具体的にやったこと」は現在では通用しません。
そもそも、ホームページ制作は ➡SNSへ。そして、動画を撮って編集してYouTube投稿は ➡ 「ライブ配信」へ現在は変わっています。
それでも、現在、エステ系ホームページに限ったことではなく、SEO対策として重要なポイント次の3つです。
*読者満足度(読んで得する情報が載っているか)
*網羅性(欲しい情報が全部載っているか)
*被リンク(有益なサイトとリンクされているか)
◆ライブ配信については下記をご参照ください👇
気がよく変わるママさん
次の日の午後から事務所を出ようと準備していると、ママさんからラインで画像を大量に送ってきた。
![アートチャンネルYouTube動画](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30763921/picture_pc_a5fed4b472a093733590221123d99693.png?width=800)
「やっぱり、私の顔が写っていない画像の方がいいの。全部、こっちの画像に変更して。」
ママさんとは4時に会うことになっているので2時過ぎには、自分の事務所を出る必要がある。もう1時だ。あと1時間しかない。
画像変更といっても、ホームページの修正に関しては時間はそれほどかからない。でも、動画は既にYouTubeへアップしているので最初から制作し直しになってしまう。
仕方ない。
「ちょっとこの画像を変更して」というのは1回ではなく度々あった。急いで制作し直して、3時過ぎに事務所を出て「S」店へ向かった。
中国人のママさんたちは、ほんとによく気が変わる。言ったこともコロコロ変わる。
「契約書」が絶対必要とまでは言わないが、やっぱり、決めたことは「書いたもの」で取り交わす、「書面」を残すことが重要。
そのこと痛感し、「書面」を残す大切さについて書いたnote記事が、「中国人の著作権の考え方【私の仕事】 忘備録(17)~(19)」です。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25393834/picture_pc_acbcc80ebbfe58ba83a9f4780d0232d4.png?width=800)
さて、店に着いて、ドア開けたとき、開口一番、ママさんが言ったことに驚いた。一瞬、何を言っているのかすぐ理解できなかった。。
【私の仕事】 忘備録(67)メンズエステ店「S」を売る? へつづく。。。
*このnoteで書いてある記事はすべて実話です。「忘備録」として自分のために書いています。
◆ご注意:一部の記事はnoteのシステムによって18歳以上向けに分類されていますが、すべて18歳以上向けです。
よい子の皆さまは読まないでくださいね。