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気分一致効果【その1】

■(記憶の)気分一致効果【その1】

気分と記憶は密接な関係にあります。

ちょっといいことがあったりして
「気分のいい時」は、
ポジティブなことのほうが記憶されやすく、
またポジティブなことのほうが思い出されやすいです。

【1】いい気分の時

→ ポジティブな記憶や知識が活性化
→ そこに注意・意識が向く
→ (目の前の)ポジティブなことが記憶されやすくなる

(バウアーの感情の連合ネットワークモデル)

※ネガティブな気分の時も同じ

【2】いい気分の時はその状態が維持されやすい

※いやな気分の時はそうとは限らない

→ その気分を改善したいという気持ちが働き、
  いい記憶を思い出そうとする

【3】過去の記憶だけでなく、将来の予測についても同じ

例えば、将来離婚するかどうかを予想しようとするとき、
→ いい気分: 確率は低いと予想する
  いやな気分:確率は高いと予想しがち

【4】気分一致効果は評価や判断にも影響を与える

①満員電車でぶつかってきた人に対して
→ いい気分: 仕方がないと思える、逆に相手を気遣う
  いやな気分:腹が立つ、悪意があるように思ってしまう

②商品に対する消費者アンケート
→ A:直前にプレゼントをもらってからアンケート(いい気分)
  B:とくになにもなくそのままアンケート 

→ Aのほうが商品に対して好ましい評価をする

自分や相手が「いい気分」の状態をいかに作るかがポイントです

なので、できる限りこころや体調を整えましょう!

(その2)へつづく

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