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統合失調症の回復を促す家族の接し方【会話編】

Mitoです。

母は統合失調症で、
私自身が母と会話をするときに気を付けているポイントを書いていきます。

会話をするときのコツ①巻き込まれすぎない

これが一番重要だと思っています。
「寄り添ってあげたい」
と、親身に聞きすぎたり、
周囲が頑張りすぎてしまい
気持ちが巻き込まれていきます。
結果家族がとても疲れてしまいます。

頑張りすぎるのではなく、
自分ができる範囲でやる
適度に流す
ことを頭にいれておくことが大切です。

上記を念頭に以下はご自身ができそうなことがあれば
実施してみてください。

コツ②話を最後まで聞く

統合失調症の人は、話ながら自分の話を整理できないことがあります。
途中で口を挟みたくなっても最後まで話を聞くよう意識しています。

コツ③つじつまが合わなくても、
言いたいことを理解しようとする

話をしている最中に会話の趣旨がずれることがあります。
「話がずれてる」と言いたくなるところですが、
「ここはこういうこと?」
「もう少し詳しく聞かせて?」

と理解するよう努めています。

また、薬を飲み始める前はこの言葉を使っていても、
「わからない」と会話をやめてしまうことが多くありました。

コツ④本人の言葉を繰り返して話を引き出す

相手の言った言葉を反復するだけです。
例えば、
「変な人の声が聞こえてきて怖かった」
→「怖かったんだね。」
同じ言葉で返します

コツ⑤伝えたい時ははっきりわかりやすく

伝える時は簡潔に曖昧な表現は避けるようにしています。具体的にどうしてほしいのかを伝えてあげます。
ただ母の場合、
1つのことでも具体的な指示がたくさんあると
思考回路が停止してしまうため
多くても3つまでに抑えています。

母の場合

一時期よりだいぶ落ち着いている母は
自分の話をしているときはとても楽しそうにしています。
気分が落ち込んでいるときもあり、
気持ちが巻き込まれそうな時には私は距離を置くようにしています。

今後も母との接し方を試しながら最適な方法を見つけていきたいと思います

カウンセリング

統合失調症の家族の方へカウンセリングを実施しています

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