見出し画像

【新月の日に仕込んだ野草酵素シロップと紫陽花守り】

令和6年6月6日。双子座の新月。
この日に「野草酵素シロップ」を仕込みました。

教えてくださったのは、Facebookでお友だちの「薬草魔女 ハーバルライフコーディネーター」片山さんです(薬膳インストラクター、ディカルアロマ健康管理士、自然療法ホームケアセラピストでもいらっしゃいます)。

酵素シロップとは、果物や野菜などの原料から作られた酵素を含んだシロップのこと。酵素は食物の消化や栄養の吸収を助け、腸内の環境を整えるそうです。

「酵素シロップ」で検索すると、たくさんの情報が出てきますが、「旬のある暮らし」での杉本雅代さんの対談ページをリンクします🙏✨

ーもともと酵素シロップは、「おいしくて体によいものを作りたい」と思って始めました。それには新鮮で、栄養価も高い旬の食材がぴったりです。自然の摂理はうまくできていて、旬の食材というのはその時、体が欲しがっているものなんです。暑さで疲れる夏は、クエン酸たっぷりの梅のジュースが飲みたくなったり、寒い冬は体を温めるりんごが食べたくなったり。ー

杉本さんのおはなしより

自然の摂理。畑にご縁をしていると、このお話がとてもよく分かります。
季節に応じて、わたし達のカラダにあったものを、ちゃんと準備してくれるんですよね。

というわけで、今回の「野草酵素シロップ」も、旬の食材で作りました。

片山さんのご指導のもと、うちの畑の野草やハーブの「新芽」や「若葉」や「花」を摘みました。

ヨモギも先端部分だけを摘む。新芽や若葉というところがポイント。しかも、少しずつ。
ニホンタンポポのお花。
栗の木の新芽部分。
他には、クローバー、ミント、ジャーマンカモミール、ドクダミ、タイム、ヤブカラシ、桑、トマトの芽、メロンの芽、コモンマロウ、カレンデュラ、矢車菊、カタバミ、、、目があった植物の新芽を「少しずつ」摘みました。

片山さんに、今回の講座料金をお聞きしたところ、
「こちらの畑のハーブや野草をいただくことで、講座料金としてください」
ということでしたので。
畑のハーブや野草を摘んでお持ち帰りいただきました💐

夫の育てた大根とキュウリも一緒に🍀

さて、収穫タイムを終えて家に帰って仕込みです。

6月3日に遊びに来てくださったお友だちが、自然農で作ったレモンをお裾分けくださったので、レモンを入れることにしました。自然農なので、皮ごと使いました。
畑の落ち梅も一緒に仕込みました。

レモン、梅、摘んだハーブや野草の重さを量っておきます。
鍋にお湯を沸かして50℃になったら、材料をお湯洗いします。
梅やレモンはセラミック包丁で切ります(酵素シロップを仕込むときはステンレス包丁ではなくセラミックがいいそうです。この包丁は片山さんのを使わせてもらいました)
50℃洗いしたハーブや野草はキッチンペーパーなどに広げて乾かします。
花はお湯洗いせずに、そのまま使います。
今回は片山さんが持ってきてくださった松も入っています♪

ハーブと野草が乾いたら仕込みです✨

あらかじめ量っておいた材料の、1.1倍の上白糖を用意します。

まず、上白糖を瓶の底に薄く敷いて。
重いものから重ねてゆきます。まずは梅。その上に上白糖を敷いて。
レモンを重ねて、その上に上白糖。
そして、野草とハーブ。
最後に上白糖で蓋をするように敷き詰めて。お花たちをトッピング💕
なんていうことでしょう!!可愛すぎるぅ!!!
翌日からは混ぜる工程に入るので、この可愛さはこの日限り。
最後に上からレモンの絞り汁をかけまわして出来上がり✨(最後にレモン汁をかけることで、レモン汁と敷き詰めた野草たちの水分が呼び合って早く水が上がるそうです)
しかし。瓶が大き過ぎました。後ほど、これは入れ替えました。

翌日からは、1日に40回〜50回、かき混ぜます。

あぁ、可愛い様子よ。さようなら。
美味しい酵素シロップになってね♪

気合いを入れ過ぎて、大きな瓶を用意してしまった為に、昨日は小さい瓶に入れ替えました。

手が入らなくなったので木べらで、かき混ぜています(手でかき混ぜない場合は、木べらや、菜箸など、自然素材のものが良いそうです)。

仕込んで3日目の朝。上白糖はすっかり溶けました。

仕込んで、10日〜2週間で出来上がるそうです。
数日したら、ぷくぷくと泡が発生するので、それからは、味見をしながら育てます。

好みの味になったところで、材料を布などで濾して、清潔な瓶に入れて冷蔵庫などで保管して使います。

その時が楽しみです💐


それから、ハーブガーデンで咲いた紫陽花を摘んで「紫陽花守り」も作りました。

「紫陽花守り」とは、6月の6のつく日(6日、16日、26日)に紫陽花を逆さに吊るして、厄除けをするという風習なのだそうです。

片山さんが持って来てくださった、和紙と水引きで作成。

自分の住所と生年月日と名前とお願いごとを書いて結びます。
水引きは「片わな結び」
トイレの天井の隅に吊り下げました。トイレに下げる場合は主に健康に関するお願いを書くそうです。家族の健康をお願いしました💐

下げておく期間は1年間。
来年の6月に吊り下げ直すそうです。
捨てる時は感謝をして、普通に捨てて問題ないそうです。

うちのハーブガーデン には額紫陽花しかないので、丸いタイプの紫陽花も欲しくなりました。
丸い紫陽花の方が飾る時にボリュームがあって可愛い気がするから。

。。って、また、植物を増やすんかーい!(笑)
しかし、これも必然ってことで🤗

それにしても、さすが「薬草魔女」片山さん!
5時間くらいご一緒したのですが、いろんな情報が雪崩のごとく口から流れ出てこられまして。。
受け止めきれないほどの知識をいただきました。
ありがとうございます。
魔女の弟子入り、しようかな。

発酵シロップのその後のことは、また記録します。

🌿酵素シロップの出来上がり記事はこちら🌿

* … * … * … * …*
風の谷ReLien
https://www.kazenotani-relien.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?