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ポールダンスと体型の話

ポールダンスってスタイルが良くないと出来ないでしょ?
と聞かれることがあります。この場合、スタイルが良い、とは痩せ型でお腹が凹んでおり手足が長いということを意味していると思われます。私も最初は「ポールダンサーって、皆すらっとしているよね。露出も多いし。私なんかがポールダンスを始めていいんだろうか」と不安に思いながらポールダンスレッスンに通っていました。しかしこれは間違いだったということに、気づいたのです。

ポールダンスを始めてから、日本人の第一線で活躍されているダンサーさんや、プロではないけれども超絶上手いダンサーさんを知る様になりました。そんな方々の体型は、もちろんすらっとした人がたくさんいましたが、一般的に言えば痩せ型ではない人もいました。でもそのことはちっとも、その人のカッコ良さを削ぐものではなく、むしろ目が離せない魅力になっていたのです。だってそうじゃないですか。ポールダンスで官能的でセクシーな表現をしたいとき、痩せ型よりもバーンとした身体の方が魅力的ですし、かっこいい表現をしたいときも、存在感が違います。そんな方々の身体を半端な言葉で表現することはできません。表現するなら「美しい身体」「かっこいい身体」です。

ポールダンスをして本当に感じるのは、理想の体型なんて存在しないということです。要は、動ける身体なら何でもいいんです。それぞれの体型はその人にしかないギフトであり魅力です。その身体を使って、その人にしかできない表現をすればいい。

そんなことを感じた、ポールダンスと体型のお話でした。私は、自分の身体の良いところがちっとも分からなかったのですが、練習しているうちに、胴が少し長いのも、お尻が少し大きいのも、手が小さいのも、顔が大きいのも、まぁこれも魅力かなと思えるようになってきましたよ。もし、自分の体型が嫌いという人がいたら、ポールダンスを始めてみてください。そして自分の体の魅力に気づいてあげてくださいね。

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