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立春あけて、雪降って。大当たり!の巻

2月4日、立春。
運気の切り変わりを意味する日でもある。あなたは、立春をどのようにすごされただろうか?

立春の明けた翌日5日。関東は午後から雪。この話は今回の雪にまつわる私の「やらかしてしまった」はなしである。

夜に「しんしん」と降る雪を結露した窓から眺めなから大雪警報の発令されたことを知った。

「明日は大丈夫だろうか」

私の悪いクセでもある、やす請け合い。早朝パートの5時出勤を約束してしまったことを少しだけ後悔した…。

クルマ通勤であるし、道路が凍結していなければスタッドレスタイヤだから問題ないだろう。極めで安直な自分である。

また、明日は出勤困難な人も多いだろうし、少しでも役に立てれば、の思いで出勤することにしたのだ。

さっそく、メインの仕事(ライティング)を早めに終わらせてふとんへ潜り込んだ。

夜中、3時半に起床。

雪はやんでいたが、寒がりの私にはさすがに応えた。積雪は数センチほどあるが、感覚ではかなり積もっているようにも思える。

気づけばスニーカーがすっぽり隠れて浸水していることに気づく。長靴のないことに少し後悔。

クルマに乗り込み、いさ出発しようとしたところ、せっかくだから家人の歩きやすいようにおもての道路へ出るまで「道」を作ってあげようと思い立った。

しかし、この親切心が後に書く「あだ」になってしまったのである。

前進とバックを繰り返すこと数回。歩けそうな幅のわだちが出来上がっていく。勝手口の前も、歩きやすいようにしておこうと欲張ったのがよくなかった。

クルマをバックさせながら、雪を踏み固めていき、さてブレーキをかけて停止しようとした時、そのままスーっと滑りながら車は後退してしまったのだ。

「ガシャ」と鈍い音がしたときは、もう遅かった!家人の軽自動車へ当たったのである。

雪上でのスタッドレスタイヤの効果は抜群であるが、どうやら万能ではないみたいだ。

急いで状況を確認するも雪の反射で明るいけれども、夜明け前でよくわからない。あまりダメージは無いだろうと感じて、そのまま出勤してしまったのだが。

帰宅してよく見たら、唖然とした!

家人の軽自動車は、無惨にもテイルランプのレンズが割れている。私のクルマはリアゲートに直径10センチほど陥没があるではないか!

あちゃー!立春を明けてこれかよ!

正直、気持ち的にへこむのは人間として正常な感情であろう。

しかし、保険屋さんへ連絡するとき脳裏によぎったのは、「これくらいで済んでよかったのだ」という気持ち。

これが、通勤途中の出来事であれば、勤務先でのトラブルであれば、目もあてられないだろう。

幸いにして2台ともに車両保険へ入っていたのでいまのところ大きな出費はなさそう。

もう一つ感じていることは、
一見ネガディブな出来事でも、浄化であったりするし、「これで済んで良かった」と思えれば、それ以上の悪い出来事もないのだろう。そう考えるようになった自分を、少しだけ褒めてあげたのである。

立春明けて、大当たり!今年もたくさんの良いことも、悪いことも受け入れて感じて行きたいと思う。

最後まで、読んで下さいましてありがとうございました。暦では春なのだけど、まだまだ寒い日は続くので、あなたもご自愛くださいますように。では。











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