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【映画レビュー】「ナイアド 〜その決意は海を越える〜」 将来に迷っている人には是非!

[ご注意]内容にネタバレが含まれます。

今日も読んでくださりありがとうごいます!
今回は「ナイアド 〜その決意は海を越える〜」を見たのでレビューしていきたいと思います。
この映画は、なんと64歳でフロリダ海峡(フロリダからキューバの間)約180キロを泳いで横断するという偉業を成し遂げたスイマー、ダイアナ・ナイアドの実話を元にした映画です。


夢を追うことに遅いということはない

ダイアナ・ナイアドは、遠距離スイマーとして若い頃からかなり有名な選手だったようですが、28歳の時にフロリア海峡の横断に挑戦し失敗。その後引退するものの、60歳になってから
再びフロリダ海峡横断に挑戦するというお話です。
最初は、長い間の友人でコーチでもあるボニーですら、大反対をするのですが、ナイアドはそれを押し切って挑戦します。


決して諦めない

海峡横断というと、個人的には、「ウリナリ!!」を思い出してしまいます。
古くてなんのことかわからなかったらごめんなさい。「ドーバー海峡」、「ウリナリ」でググってください。
「ウリナリ!!」でも、内村光良さん達挑戦者は様々な困難を乗り越えていきましたが、このお話でもナイアドは様々な困難に見舞われます。
それも当たり前で、誰も達成したことがない挑戦、かつ自然との戦いになるので、泳いだ距離と時間が伸びていくごとに、体にも予想していなかったことが起こりますし、海の中でも想定していないトラブルが発生します。
そのため、ナイアドは文字通り何度も失敗してしまうのですが、彼女の決して諦めることなく果敢に挑戦し続ける姿は、純粋に感動しかないです。
特に、最後の挑戦で最後が見えてきた時からは、号泣してしまって画面がよく見えてませんでした。

夢はチームで叶えるもの

海峡の横断は、海という自然を相手にするので、当然ナイアド一人の頑張りだけでは達成できません、長年コーチとして付き添ってきたボニー、潮の流れを正確に読み最短コースを指示する航海士、航海士の指示通りに船を操舵できる船長、サメの専門家、クラゲの専門家、泳いでいる時の事故に備えるための救命士などまさに、海峡横断のためのチーム・ナイアドのバックアップがあってこそ、達成できた偉業なのです。
そういう意味では、この映画は海峡横断のプロジェクトXの映画ともいえます。

演技が秀逸

ダイアナ・ナイアドを演じる主役のアネット・ベニングさん、そして相棒兼コーチ、ボニー・ストールを演じるジョディ・フォスターさんの演技が本当に素晴らしかったです。
ジョディ・フォスターさんは、3歳からこの世界で活躍している超がつくほどの大ベテラン俳優なので当然とも言えますが、アネット・ベニングさんもどんな困難にも諦めることなく、果敢に立ち向かっていく強い意志を持つナイアドを熱演していました。
特に、劇中で「私は、絶対に負けを受け入れない!」というシーンは、胸が熱くなります。
エンディングで、本物のナイアドとボニーの映像が流れるのですが、二人ともイメージがそっくりだったので驚きました。

将来に悩んでいる人に勇気を与えてくれます!

この映画、自分にとっては凄く刺さった映画でした。道に迷っている人、新しいことに挑戦するのを躊躇っている人に是非見て欲しい映画です。
ナイアドが挑戦していく姿をみて、きっと勇気がもらえると思います。
Netflixが制作しているので、円盤は出ないかもしれませんが、円盤が出たら絶対欲しいくらいです。

今回は以上です!
それではまた次回!


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