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良いnote

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個人的に、とても個人的に、いいな、と思ったnoteを集めるマガジン。
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2023年1月の記事一覧

デザイン留学以後から最近の活動の綴り書き:ケアへ、エコロジーへ、宗教へ

2022年もあっという間に終わり、2023年も気付けば4/365が過ぎた。正月が終われば、また怒涛の日々がうねりをあげ、2023年もあっという間に時間の渦に飲みこまれそうだ。 おもえば、2020年の秋に、フィンランドから帰国してからの2年ちょっと、息をつく間もなく、駆け抜けてきた感覚がある。フィンランドの湖畔をぼーっと散歩し、何もしないで過ごしていた時間は夢のよう。あの湖や森の光景は、いまでもふと心に浮かぶたびに、抱きしめたくなる。 帰国しての2年間、一般社団法人 公共と

死ぬのを延期しつづけている

いやー、暗いニュースしかないですね! 暗いことを報じるのがニュースなのでしかたないのですが、それにしても明るいニュースがない。低気圧もすごい。まったく仕事にならないので、使徒イロウルに襲われた話をしてもいいですか。(エヴァファンしかわからない例えかも……ごめん……でも最後まで読んだらエヴァ知らなくてもわかるから……!) 2017年、第二子を出産した私は、産休もろくにとらずに働いていた。(この話はもう何度もしてますね、すみません)「わたし、定時で帰ります。」の初期プロットを編

1度捨てられた神様に拾い直された話。

数年前までの私はなんのスキルも、自信もない会社員でした。転職なんて夢のまた夢だった。 そんな私が、2度のTwitter転職をした話。これが人生を変えた投稿。 なぜ私はホカンスが流行る以前から、都内住みなのにわざわざ都内のホテルに泊まりはじめたのには、実はとっても現実的な理由がありました。 ・ 本当は施設をつくる人になりたかったさて、話は2010年代に。私が、新卒ではいった会社は商業施設等の管理・運営する不動産企業でした。創業もうすぐ90年とかなのかな。 新卒のペーペ

ガラス張りの図書館がある「まちなかリビング北千里」について、蔵書の紫外線対策などを吹田市に質問しました

昨年11月12日、私の故郷でもある大阪府吹田市にあたらしく出来た「まちなかリビング北千里」ついてTwitterで投稿したところ、さまざまな声が届きました。 その際に投稿した写真がこちらです(一部)。 これらの写真や「場所によって飲食OK」と書いていたツイートの文言などを受けて、「ガラス張りの図書館は、紫外線によって蔵書が退色してしまうのではないか」「高い場所に飾ってある本を手に取ることが出来ないのではないか」「飲食OKの図書館では、本に虫害が発生するのではないか」ほか、多

YAMAPの歩みと、目指す未来

登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」を普段からご利用いただき、ありがとうございます。カルチャークリエーションチームの石田です。 2023年は、YAMAPが10周年を迎えるアニバーサリー・イヤー。おかげさまで、現在では累計350万ダウンロード(2023年1月)を突破するまでになりました。本年度も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。 さて、最近では、優れたサブスクリプションサービスを表彰する『日本サブスクリプションビジネス大賞2022』のグランプリ受賞などを

創作が当たり前になる時代に。━━ロゴデザインリニューアルの考え方【デザイナー原研哉×note加藤貞顕 対談】

note株式会社は、2022年12月21日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場しました。それにあたって、ロゴタイプをはじめとしたヴィジュアル・アイデンティ(VI)を刷新。デザインは、日本デザインセンターの原研哉さんにご担当いただきました。 ここでは、日本を代表するグラフィックデザイナーであり、作家としても著作を重ねてきた原研哉さんと、note代表で編集者としてさまざまな作品を手がけてきた加藤貞顕の対談をお届けします。 より器の大きなロゴで、noteとしての意志を見せる加

8年住んだ東京を離れ、逗子に住んでから1年が経ちました

ブンブン ハロー note 2021年の12月に、8年住んだ東京を離れて、神奈川県の海沿いの街 逗子市に引っ越しました。いわゆる、コロナ禍きっかけの都心部からローカルへの移住というやつです。湘南在住のインターネットサーファーとなりました。 逗子 is 鎌倉のとなり街です。よく静岡の「伊豆」と間違えられます。海と山に囲まれていて、リゾート地や漁港として栄えたそうです。都内まで電車で約1時間。石原軍団の地元です。 周囲の友人たちから、「移住って実際どうなの?」「湘南エリアっ

手をのばす、届かなくても。

「半分くらいの力で生きてきましたね。マイペースにのんびりと。いつか夢中になれることを見つけたら、その時は全力で取り組みたまえ。」 小学校を卒業するとき、クラス全員がお互いに書いた寄せ書きの中央に担任の先生が書いてくれた言葉がずっと心に残っている。いつも元気いっぱいで肝っ玉母さんみたいな面倒見のいい先生だった。 当時はこの言葉の意味をほとんど理解していなかったが、年齢を重ねるほどに心に響いて自分の中で大きくなっている。 一年を振り返る時にこの言葉に沿って行動できていたかを思