牛ねぎ粥のレシピ ( 2020/10/20の朝粥 )
レシピをブラッシュアップしました!是非、以下の記事をご覧下さい。(2023/04/19追記)
ダシの素類は一切なしで、塩のみでおいしい!シンプルな材料で味わう、牛肉が主役のおかゆです。
ステーキや焼肉を塩で食べるのが好きな方には、たまらないおいしさだと思います!
生米から炊くおかゆと肉類の相性は抜群です。なぜなら、お肉から出た旨味や脂をお米がたっぷり吸ってくれるから。お米の一粒一粒まで旨味が詰まって、それはそれは絶品です。
長ネギのぽかぽか効果と、牛肉の豊富なタンパク質・ミネラルで、免疫力を高めたいこの季節にぴったりです。
お米にまで旨味がたっぷり「牛ねぎ粥」
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで40分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。
記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・半合
▶︎ 水 ・・・800ml
▶︎ 牛バラ肉 ・・・50〜100g(今回は80g)
▶︎ 長ねぎ ・・・1/3本
▶︎ 塩 ・・・小さじ1/2
おこのみで
▷ 柚子胡椒
【 レシピ 】
①厚手の鍋によく研いだ米、水800mlを入れる。
②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
鍋の温度が上がってきたら、
細く切った長ネギと牛バラをしゃぶしゃぶする。
色が変わってきたら、取り出しておく。
アクを丁寧にとる。
③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
弱火に30分かける。
④塩で味をととのえて、鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。
器に盛りつけて、クコの実をのせたら完成!
【 つくりかた (写真つき)】
ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!
①準備
水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます。
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、水800mlを入れます。
お鍋はもちろん土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものはどうしても焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。
②中火
用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
まず、長ネギを切ります。
切り方は斜め切りでも輪切りでも、お好みで大丈夫です。今回は長ネギの内側の緑も映えるように、白髪ねぎを切る要領で5mmほどの幅に切ってみました。ネギには、お肉の臭み消しの役割もあります。用意できない場合は、代わりに生姜などを入れると良いと思います◎
さて、長ネギの準備ができたら、長ネギと牛肉をお鍋の中に入れます。
このとき牛肉をきちんと広げるようにして入れると、ボリュームアップします。しゃぶしゃぶのように、菜箸で時々揺らしながら火を通します。
牛肉に火が通ったら、長ネギと牛肉をお鍋から取り出します。
牛肉をずっと煮込んでしまうと固くなってしまうので、火を通すだけにとどめます。
鍋に浮いたアクをおたまでとります。
アクをとるときに減る水分も含めて水の分量を考えているので、多少水分が減ってしまっても問題はありません。なるべく丁寧にアクをすくいます。
お鍋の中が牛肉の旨味や脂でほんのり茶色に染まります。この牛肉エキスたっぷりの水分を生米が吸ってくれるわけですね〜。
ここまでで手間的には全体の8割終了です!あとはほとんどが待つ時間です。
③弱火
表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます。
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。
お鍋にお箸をはさんで、そのまま30分間弱火にかけます。
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。
④仕上
30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/2)を入れて、全体を混ぜます。
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。
さらに10分間、ぴちっとフタをして蒸らします。
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。
蒸らしが完了したら、完成です!
長ネギ、牛肉とともに器に盛りつけて、お好みで柚子胡椒もご一緒にどうぞ!
もう香りからして絶対美味しいやつ!とわかります。
牛肉の味が濃く感じます。ステーキや焼肉を塩やわさびで食べるのが好きな方は、うま〜!となると思います。濃い味に慣れていらっしゃると少し物足りないかもしれないので、塩や胡椒をプラスしつつ召し上がるとおいしくいただけると思います◎
余は満足じゃ……とお腹を叩きたくなるおいしさでした。
ぜひつくってみてくださいね。
明日もおいしいおかゆをつくります。ごちそうさまでした!
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