甲賀市という稀有なロケーション
我が地元ー滋賀県甲賀市の推しポイントについて考えてみました。
(写真: JR草津線 貴生川駅構内)
こんにちは かよぽんです
忍者の里 滋賀県甲賀市に生まれ、平日は会社でPCをたたく生活を送る会社員であり、休日は演劇を見たりやったり、国内外放浪したりするのが大好きな三十路女子です。
滋賀県甲賀市は十数年前に5つの町が市町村合併した人口91,000人ほどの街で、人口でみると全国的には中堅どころの市ではありますが、面積が広いので人口密度はそれほど大きくなく、地域によってはかなり過疎化が進んでい(ると思い)ます。
電車もJR草津線や近江鉄道が走っていますが、JRの本数は3本/時間程度で、もっと少ない本数のところも多いですが、やはり1本逃したダメージは計り知れません。
私の実家はそんなJRの駅から車で25分。スーパーへさえも歩いていくことができませんでした。
この習い事がしたい、と思っても遠くて送り迎えができず断念、、、ということが何度もありました。
小学生の頃はりぼんのGALSという漫画にハマり、高校生が渋谷に繰り出していろんな問題を痛快に解決していく姿を見て、私も学校帰りに渋谷の109で買い物してクレープ食べてカラオケ行きたいなと何度思ったことでしょう。
子どもの頃は、都会に憧れては我が家の場所を憎み、早くこんな田舎から出て行ってやると思っていました。(結局、大人になってからもほぼ地元で過ごすことになりますが・・・。)
(地元で自営業を営む父がなんかの拍子で東京や大阪への転勤にならねぇかなと不毛なことを願っていたものです。自営業なのに一体誰から辞令が下るんでしょうかw)
ところが、こんな記事が。
2017年の近畿にある市の中で住みよさランキング
3位だと?
箕面とか生駒とか錚々たる市をおさえて3位だと?
転入・転出人口比率や病院の病床数、出生数、都市公園面積、地方税収入額などなどあらゆる観点から総合的に算出している東洋経済が言うのだから近畿3位なのはきっと間違いないのでしょう。
確かに、子どもの頃はあんなに出ていきたかった街ではありましたが、大人になって車を持つようになると、買い物したり外食したりできるようになりました。
SHIBUYA109はありませんが、クレープ食べてカラオケに行く、ということはできるようになり、まぁ地元もそんなに悪くはないかなと思い始めてはいました。
どうやら、私は自分の行動範囲にどれだけの選択肢があるか、が自分の暮らしの満足度に大きく影響するようです。
そして、自家用車を保有していることが前提で、"行動範囲"という点を考えると
甲賀市は結構よい場所にあったりします
甲賀⇔名古屋間 1時間11分
甲賀⇔大阪間 1時間12分
大都市 大阪・名古屋の両方に1時間15分以内でアクセスが可能です。(有料だけど)
通勤・通学には少し遠いですが、週末は名古屋方面へも日帰りでプラッと行けて、大阪方面へもフラッと行ける距離にあり、(京都市へは車で50分!!)
"行動範囲"の中にかなりの選択肢が含まれることになります。
だから甲賀市は住みやすいというつもりはないのですが(そもそもランキングの算出項目に近隣大都市へのアクセスはない)、自分がなんとか手の届く範囲に選択肢がたくさんあること、そしてその範囲を広げることは結構重要なのかなとしみじみ思う今日この頃でありました。
ちなみに2019年ランキングでは・・・
甲賀市がTOP10どころか箸にも棒にも掛かってねぇ・・・
このサイトによると
住みよさ偏差値が全国で50.68 滋賀県内ランクも2位⇒7位に下がっていました。。。
何があった・・・ 。
ランキングはシビアですね。。。
今回はこれにて退散。。。
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