亀山市民ミュージカル観劇日記

2020年11月21日 15:08

週2軽い筋トレ・週1軽いランニング･週6暴飲暴食ー3歩進んで6歩下がる生活中。かよぽんです

少し前の話ですが11月15日(日)に三重県亀山市亀山文化会館で開催された亀山市民ミュージカルを観に行ってきました。

どの劇場も大体一つ飛ばし

感染症対策でチケットは自らもぎるスタイル。チラシは手渡しではなく置いてあるのを自分で取る。

私が携わっている甲賀文化輝きのミュージカルと同様、地域市民がキャスト・スタッフとなって盛り上げていく舞台です。

15年以上続いている事業で、私は確か6年ほど前に一度観劇して、そして2年前に私自身も出演者としてさせていただきました。(今回の公演も参加してみたいな～と思ったのですが、仕事と甲賀文化輝き関連の業務でキャパオーバー必至だったので断念・・・。)

地域づくりの一環としてわりといろんな市町村で市民ミュージカルが実施されていて、ほとんどがキャスト・スタッフを一般公募とし、

舞台監督・照明・音響などスタッフの要の部分や脚本・演出はプロの方に委託するケースが多いのですが、

亀山は、脚本・演出も一部一般市民の方が担当されているという、(私が知る限りでは)異例の舞台ではないかと思います。

今回は一部・二部・フィナーレと別れていて

一部が鈴鹿御前、二部がヤマトタケル伝説、フィナーレが東京オリンピックをテーマにした映像＆ダンスと盛りだくさんの構成でした。

私は個人的に特に"鈴鹿御前"目当てで観劇

7年前に甲賀文化輝きでも鈴鹿御前を題材にしたミュージカルが上演されたので、どんな物語かなと気になっていました。

【参考】2013年度ミュージカル「すずか御前」

ストーリーは違うのですが、どちらも、鬼の側面と人間的な側面ーこの二つの側面が揺れ動きながらストーリーが展開していきました

あと、鏡岩がでてくるところも!!　勝手に

キャストは一般市民の方々ですが、見ごたえのあるダンス・歌、そして何より本格的な殺陣もあって、観ている間ずーっと楽しませていただきました。

そして、二部はヤマトタケル伝説をモチーフにした作品で、確か何度か上演されている演目かと思います。(ヤマトタケルノミコトが遠征して大和朝廷に帰ってくる途中、亀山近郊で亡くなったといわれてるんだそう。)

この作品はプロの役者さんも入られるということでしたが、新型コロナの影響かプロの方のシーンはドラマ映像で、一般市民が出られるシーンは映像で、という形で展開していきました。

これがまた思ったほど違和感がなく、逆に映像だったり舞台だったり切り替わる方が観ていて飽きないのかなと感じました。

そして何よりこのコロナの影響で公演を実施されたことが本当にスゴイなと思いました。

当初キャスト募集が確かゴールデンウイークまでとなっていて、その頃はイベント事業をやるなんてもってのほかというような風潮だったと思います。

公演は11月だからそれまでにはおさまるだろうし、実施されるのかな・・・でも本番当日は大丈夫でもそれまでの稽古で大勢集まらないといけないからやっぱり難しいのかな・・・と思っていたら

キャスト募集期間が7月まで延長・公演日は変わらずという情報が入ってきて、おぉ！実施されるんだ！と。

私が携わっている甲賀文化輝きのミュージカルは当初今年の11月に公演を予定していたものの、丸一年延期を決定したので、

これはすごい決断だなと思ったものです。

そして公演当日、冒頭に総合演出の小嶋希恵先生の挨拶＆アナウンスがあって公演に至るまでの苦労を語っておられたのですが、

感染症対策の徹底・リモートでの稽古・(東京から来られる方の)度重なるPCR検査、本当に大変だっただろうなと胸がつまる思いでした。

しかも稽古期間も当初より短くなっているので「いつもと違う稽古・対策をしなきゃいけない」「稽古できる時間は限られている」「でもお客さんに良いものはみせたい」このパラドックスに相当悩まされたのではないかなと思ったのもです。(勝手な想像ですが・・・)

これがまた個人競技ではなくチーム競技なので、全員が同じ方向に意識が向くのも相当大変な作業だなと思います。(リモート稽古するにしてもまず会議ツールの使い方から一人一人教えなきゃいけなかったり・・・)

そんな中でも素晴らしい舞台を創り上げられた亀山ミュージカルに勝手ながら敬意を表したいと思います。

今回の観劇を来年の甲賀文化輝きの忍者ミュージカル成功に向けた糧として頑張っていこうと思います。

以上　かよぽんでした。

ミュージカル「甲賀忍者風伝」に関するお知らせ
https://twitter.com/kokamusicals/status/1289846041336926213

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