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【うつ・適応障害】自分の気持ちを言う練習をする

人の話を聞くのは好きだし、周りに合わせるのは得意だけど、自分のことを言うことは出来ない。

そんな人はよく居ますね。

こういう人は機能不全家族の中で育った人で、子供のときに親に話を聞いてもらえなくて、自分の気持ちを話すことを諦めたのです。


健全な家庭は受け止め機能があります。

気持ちを話せて、受け止めてくれて、困ったときは一緒に解決してくれる、そんな親がいる家庭で育った人は、大人になってからも自分の気持ちを周りとシェアすることが当たり前にできます。


私の場合はちょっと特殊かもしれません。

私が何か言うたびに両親は不機嫌になるから家で声を出したことも無いし、家族間で何も会話が無かったので、それがフツウだと思って育ちました。

うちの家族はおかしいと気づいたのは、社会人になってからでした。

就職してから職場の人に「自分のことを話さないと何を考えているか分からない人だって思われるよ」と言われました。

そんな事を言われたのは初めてでした。

自分の気持ちを言ってもいいのか、私の事を知りたいと思っている人がいるんだ、と新鮮な発見をしたように驚きました。

元夫にも「君はこんな事したい、って言わないね」と言われました。

私は両親に「こんな事したい」といったら怒られた事がありますから、うっかり言いたい事を言わない方が安全なことを学んでいたのです。

自分の気持ちを言わないと、だんだん自分の気持ちが分からなくなります。

おかげで私は自己表現することに困難を抱えるようになりました。


自分の気持ちを言えなかった人は、本当の自分の気持ちに蓋をして自分に嘘をついて生きるようになって苦しくなります。

そして、ありのままの自分には価値がないと思い込んで、作られた自分で生きようとします。


親に自分の気持ちを言えなかった人は、我慢強くて、すべて一人で抱え込んでしまって、困っても自分で解決しようとします。

我儘も言わず、一見自立しているように見えるし、すごいいい人みたいですが、大人になってからは通用しなくなります。


自分の意見を言うこと、周りと協力すること、助け合うことを親から教えてもらっていないから、知らないのです。

フツウの健康な人は、あなたの事を知りたいと思っているし、あなたを助けたいと思っているのです。

傷ついているあなたは信じられないかも知れませんが、あなたを優しく目で見ている人は居るものです。


私もこれまで会話が足りなかったし、会話することを避けてきたのですが、ほんとの自分を隠して生きてきたから、自分をオープンに出来なかったのは仕方なかったのでした。

子供時代は遠ざかって行って、私を否定する親はここには居ません。


これからは一人で抱え込まないで、溜め込んでいたものを共有して、私を受け止めてくれる誰かと共に生きることを、ぼちぼち目指していきたいと思います。



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💎洲崎  加容子(すざきかよこ)パーソンセンタード表現アートセラピーファシリテーター/SORAピプノセラピスト/産業カウンセラー/自己探求家20年の治療生活の途中、石垣島移住のすえ、愛着障害、複雑性PTSD、解離性障害を克服  セラピーおたく/ボディセラピーが好き

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