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昨日は、ロイヤル・フェスティバル・ホールで、ユジャ・ワンのコンサートでした。


コンサート情報


Yuja Wang: Beethoven, Ligeti & Kapustin
2022.04.20 ロイヤル・フェスティバル・ホール

Beethoven: Sonata in E flat, Op.31 No.3
Schoenberg: Suite, Op.25
Ligeti: Etudes: No.6 (Automne à Varsovie); No.13 (L'escalier du diable)

Interval

Scriabin: Sonata No.3 in F sharp minor, Op.23
Albéniz: Lavapiés from Iberia, Bk.3
Kapustin: Jazz Preludes: Op.53 No.11; Op.53 No.10


クワイア席から

感想

私が一番期待していたスクリャービンは、私としてはちょっと残念。なんだろうなあ。スクリャービンとかプロコフィエフとかは、彼女の十八番みたいなものだけど、超技巧がすごい反面、音楽に魂が感じられないというか。技術は文句なくすごいし、美しくパワフルな音を出す。

アンコールは7曲(8曲かも?)も。結局3時間近いコンサートになった。アンコール曲は、技術的に難しいものを選んで見せつけてくれた感じ。技術的には弾くのが難しいけど、耳には小難しくない曲で、観客をひきこむ。エンターテイメント的に上手だ。

いつも思うけど、アンコール曲の曲目を、後からでいいから公表してほしいなあ・・・。


衣装

ユジャ・ワンの見所(?)のひとつは衣装なのではないでしょうか。奇抜で露出度高い衣装は賛否両論あるところ。(私はあまり好きじゃない)

休憩時に、衣装替え。クラシック音楽ではめずらしい。

前半は黒の全身スパンコールのパンツ姿。上半身半分露出。15cmはあると思われるピンヒール。

後半は、濃いピンクのロングドレス。足の付け根あたりから長ーいスリット。セクシーすぎる。

靴はクリスチャン・ルブタンがお気に入りらしい。


ピンヒール好きな彼女だけど、この高さでペダル踏むってすごいな。たぶん、彼女が「音大生」だったころには、こんなの履いてレッスンに行ったら教授に叱られたんじゃないだろうか。笑


今日も満足なコンサート。世界一流の音楽を生で楽しめることって、なんてありがたいんだろう。なんて素晴らしいんだろう。



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