私流、余暇に「ゆるむ」ための解決策
ここのところ、とても疲れていた。水面下で、人から見えないところで、幾つもプロジェクトを抱えていたりする。それがどれも面白いので夢中になってやっている。
仕事が終わった時、仕事とプライベートを切り離したい。休みたい。リラックスしたい。疲れているから、ダラダラしてしまう。
この「ダラダラする」というのが、嫌。罪悪感もある。かといって、趣味をするにしても、楽しいことだと夢中になってしまう。それも良し悪し。だって、夢中になることは楽しいけれど、体は疲れるから。
ピンと張った仕事の時間はいいけれど、プライベートの時間はゆるむ時間がある程度は欲しい。
ゆるんで楽しい余暇の過ごし方ってなんだろう?
実は、この数ヶ月、小説を読むのをやめていた。読むのは、仕事に関係ありそうなちょっと小難しい本ばかり。
小説を読めないくらい忙しかったというよりは、小説を読み出すと読み終わるまで没頭してしまうので、仕事に差し支えないように自ら押さえていた感じ。
そこに、読みたい本の情報が目に飛び込んできた。どっちも、仕事に直接関係ない内容。笑
チェリー・イングラムと原田マハさんの芸術小説。チェリーイングラムは小説ではないけれど。
これは読みたい。桜が咲いているうちにチェリーイングラムを読みたい。
考えるまもなくポチっと購入。届いたのが金曜夕方。土曜午前9時には2冊とも読み終えた。
読み始める前は、体がどうしようもなく重くて疲れて、これ、ただの疲れじゃなくて病気かしら???・・・と思うくらいだった。
それが、夢中になって読んでいるうちに、体の疲れがすっかり吹き飛んでいた・・・。
不思議なくらいに。
不思議だけど腑に落ちた。体を休めなきゃいけないからといって、「自分のやりたいこと」を我慢するのはストレスになるのだ。
お年頃ではあるので、身体的に無茶はしないほうがいいと思うけど、「仕事に差し支えるから」という理由で楽しみを削るのは逆効果。
やっぱり本っていいな、と思う。
娯楽小説とかは、時間の無駄と思ってしまう癖があるのだけど、余暇なんだから娯楽くらいがいい。ゆるむのがいい。
好きな場所で、役に立たないくらいの本を読む。
そんな時間をもっと大切にしようと思う。
とはいえ、みなさんに娯楽小説をおすすめしているわけではないです。
自分の楽しいと思うことを大切にしましょうーーーというお話でした。
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