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バンコクから行くアジアの旅日記|べトナム ホーチミンシティ|バイクで巡るローカル食堂

2017年09月。所用でベトナムのホーチミン・シティに行き、午後予定のない時間を利用してバイクの後ろに乗ってベトナムのローカルフードを食べるというなかなか魅力的なツアーに参加しました。

サイゴン・アドベンチャーというツアー会社が運行している Street Food Tour というものです。

ガイド兼バイクの運転手がホテルまで迎えに来てくれました。若いお嬢さんなのでびっくり。女子大生とのことです。

まるで娘のようなガイドさんとホテルを出発。1件目はベトナム麺ブン・ボーの店。フォーとはまたちょっと違う日本のうどんのような丸くて太い米の麺に牛肉が乗っています。旨し!お昼抜きで参加したのであっという間に平らげました。

こちらがお店の名前。(読めない😅)ホーチミンシティに3軒支店があるようです。次回もまた来たい、と思わせる美味しさでした。

2件目はお店ではなく、屋台。学生さんが学校帰りにおやつとして食べるバインチャンチョン。細切りにしたライスペーパーの上にソーセージ、干し海老、ピーナツ、香草、パパイヤの千切りなどを乗せてヌクマムやマヨネーズをかけた、いわば、ローカルジャンクフード。

好きなライスペーパーを選んで、トッピングもお好みを選べる。私はとりあえずおススメで。屋台のお姐さん、手際よくパパっと作ってくれました。

たれやトッピング付きのお持ち帰りセットも売っています。若者たちがひっきりなしに買いに来ていました。

このツアーには食べるだけではなくローカルの人達の暮らしを垣間見るというコンセプトもあります。庶民のアパートが立ち並ぶ地区へ。通常の観光ではまず行かないエリアです。

えー、大丈夫?と思わせる場所へスタスタ入っていく学生ガイドさん。私も興味津々。異国だけど昔懐かしい雰囲気があります。

そしてここに住む方々が愛用するお惣菜屋さん。美味しそうです。

大きなお煎餅みたいなものも売っていました。買いたかったけれどカバンに入らないので諦めました。どうやって食べるんだろう。

3件目、おやつにベトナムプリン、バインフラン。コンデンスミルク入りの濃厚プリンです。暑い時には元気がでる。チョコ味、トウモロコシ入りなど種類もいろいろ。

ホーチミンシティのバイクの数はハンパない。慣れるまでは道も渡れません。このツアーに参加すると、イナゴの大群の如きバイクの群れのど真ん中に入ることができます。これが一番のアドベンチャーですね。

花市場や金物市場を散策した後、ティータイム。ローカルの人達が行くベトナムカフェへ(4件目)。学生さん達が寛いでいます。

ここで、ベトナム珈琲の淹れ方を教わりました。お土産によく見かけるブリキのコーヒーメーカー。これ、こうしてちゃんと教わるまで正しい使い方を知りませんでした。目からウロコです。帰ったらやってみよう。

5件目と6件目は大学の真ん前のオープンエアの食堂街。賑わっています。

ボービアという春巻きのようなもの。ライスペーパーの中身は干し海老、卵焼き、ミントなど。ピーナッツ入りのタレは甘辛くてスナック感覚。

タロイモのフライ。ジャガイモと違ってねっとり甘い。この時点でもうお腹いっぱい。夕飯は食べられそうにない。

最後は中国式お寺を見学。

帰りは帰宅ラッシュと重なり、またバイクの大群と一緒に走る。それにしても今回の学生ガイドさん、お客をバイクに乗せて食べさせて案内もして。きつい業務を笑顔でこなす。とても優秀です。英語も上手。お蔭様でとても楽しい時間でした。益々ベトナムが好きになりました。

*このツアーはバイクの後ろに乗るというユニークな体験ができますが、当然ながらリスクもあります。ツアー会社は最低限の保険には入っていますが、参加は自己責任で。
(2017年撮影)

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