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voice8-息苦しくて、こんなに空気は澄んでいるのに

息苦しくて、こんなに空気は澄んでいるのに
外はこんなに広いのに
心はとても窮屈で

ああ 会社に行かなきゃなって 7時に家を出て
ずるずる重たく引きずりながら
項垂れるように置いたゼリー飲料

レジのお姉さんが
「おはようございます」とほほ笑んで
僕は「ありがとうございます」たったそれだけ

たったそれだけで涙が溢れる日がある

ありがとうってそれから何度も心で噛み締めながら
僕の足は少し軽く、前へ進んだ。

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「本当は生きたい」そんな君へ。 生きづらいけど”生きたい”でも”やめたい”そんな狭間で今日も揺らぐ気持ちが カプチーノのようにまろやかなも…

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