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花屋乃かや【言葉摘み】詩・エッセイvoice.1-20

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「本当は生きたい」そんな君へ。 生きづらいけど”生きたい”でも”やめたい”そんな狭間で今日も揺らぐ気持ちが カプチーノのようにまろやかなものになりますように。 発達障害メイド喫…
詩やエッセイ20本で500円にてnoteにて販売をさせていただきます。 売上は詩集を制作するにあた…
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voice-20【世界中の発達障害がある、素晴らしい"名前"のある人たちへ。】

【世界中の発達障害がある、素晴らしい"名前"のある人たちへ。】 君の名前は 発達障害じゃな…

【コンカフェという仕事と性差別について赤裸々に書いてみる。】

【コンカフェという仕事と性差別について赤裸々に書いてみる。】 私達が受けている性差別と…

voice-19 じぶんじしん

吐く息が白く この世界は、今日も私を生かしてくれている ”私は幸せになってはいけないの”…

voice-18 冬の記憶

夜、外に出ると すっかり冬の寒さに変化していて タイムスリップしたみたいに 時間が巻き戻っ…

voice-17 神様、どうか僕に愛される魔法をください

1月の真冬の駐車場でうずくまりながら  ただ時間の経過を待つ 氷のような手足に体温が戻らな…

voice-16 赤いヘルプマーク

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voice-15 本当に好きならば心は痛むもの

せっかくのデートなのに 光るものがコンビニしかないような 気の利かない街 駅前は気持ちばかりのイルミネーション 君が小走りで走ってくる まるで雪の妖精みたいだ 恥ずかしいから秘密にしておこう 君と手を繋ぐなら、と 先に少し暖めておきたくて ポケットに手を入れておいたこと きっと恥ずかしくなるからと 少しだけ慣れないお酒を含んだこと 冬の空気が冷たく喉を刺すから マフラーで口元が少し隠れた君が 上目遣いで見上げてくるから 余計に目が合わせられなくなる 夜道でさ 手袋

voice-14 人に好かれたいという呪い

「気持ちわるいなぁ」 そんな声が聞こえると つい自分の事ではないかと勘繰ってしまうし 笑…

voice-13 こころの薬

空っぽの器の中に 愛情を注いでみました けれどいつまでも満たされることなく だぼだぼと抜け…

voice-12 空虚

今朝起きたら まるで 私が空っぽだった 今まで頑張ってきたこと 未来への期待 私を作ってき…

voice11-儚ゐ

永遠に届くことのないことのように思えた 僕に 温かい笑顔など 僕に 柔らかなやさしさなど…

voice10-生きたいと思った日

生きたいと思った日 辛くて辛くて辛くて もう中身がぐちゃっと潰れてさ 僕がまるで形を成し…

voice9-生きたいなぁ

生きたいなぁ 生きたいなぁ ぽつり呟いてみる 私は私、本当はわかっているのに 比較してひ…

ShortStory【私の家に”孤独さん”がやってくる。だから今日もコーヒーカップをふたつ用意したんだ】

※この物語はフィクションです。 ”孤独さん”・・・ 「誰の機嫌も損ねませんように。」 そう祈りながら会社のドアを開くのが私の習慣。 朝8時。始業時間は9時からだ。 私は、誰よりも早く到着する。 そして皆が嫌がる仕事は率先して行う。 やらないと責められるのに、やっても褒められもしない。 そんな仕事。 まるで私みたいだもん。 そんな仕事のなすりあいを見たくないから、トイレ掃除、ドリップ珈琲マシーンの清掃、廊下の掃除。 本当は当番制だったはずだけど時間がたっぷりあるものだ

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