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voice10-生きたいと思った日

生きたいと思った日

辛くて辛くて辛くて

もう中身がぐちゃっと潰れてさ

僕がまるで形を成していなくって

ごめんなさい、ごめんなさいって

心で何回も呟きながら

消えることを選んだはずなのに、僕は病院にいたんだ。


僕は、少し安心して
そんな僕のことを大嫌い大嫌いになった。

大部屋は変に静かで
病院のみんなとも仲良くなんかしないって思ってた。


おばあちゃんが僕に話しかけてきて

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650字
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