voice11-儚ゐ
永遠に届くことのないことのように思えた
僕に
温かい笑顔など
僕に
柔らかなやさしさなど
手向けられることはないだろうと
なのに君は花束を持って駆け寄って
いとも簡単に僕の心を解いてしまった
嗚呼でも知っているんだよ
こんな気持ちは一瞬だってこと
君もいなくなるってこと
本当は知っていたくなかったんだけどさ
知らないふりしていたほうが
信じるよりもずっと楽でいられるし
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350字
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「本当は生きたい」そんな君へ。 生きづらいけど”生きたい”でも”やめたい”そんな狭間で今日も揺らぐ気持ちが カプチーノのようにまろやかなも…
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