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地域に根差した子育て世帯向けコミュニティ 成長の記録 ~第0章 経緯と概要~

2022年2月に "地域に根差した”子育て世帯向けコミュニティを夫婦で立ち上げた。立ち上げからまもなく1年ほどが経とうとしている中、最初は5世帯から始まったコミュニティも様々な巡り合わせの中で、現在は80世帯まで拡大した。(2023年1月現在)

各世帯複数人のお子さんがいらっしゃるので、単純計算で "80世帯×4人家族" と考えて、約320名ほどの関係人数になっている。

~参考情報📝~
町や国の公開情報を元に簡単に試算すると、本コミュニティが対象とする町で【未就学】のお子さんを持つ家庭の内、約5%弱をカバーしている状態。
(メモ:【未就学】のお子さんを持つ家庭を約1800世帯と試算📊)

このnoteでは、一旦の節目として「この1年を振り返ってのコミュニティ拡大の記録」を備忘録的に残していきたいと思う。

~各記事の連なりについて🔖~
第0章では、コミュニティ発足の経緯やコミュニティの運用形式、コミュニティで行っている取り組み概要について紹介していく。続く第1章では、最初の半年間で行ってきた具体的な取り組みを、、第2章では、更に次の半年間で行ってきた具体的な取り組みを時系列で整理して紹介する。

その上で第2.5章は、次の半年に向けた仕込みや現在の全体像を紹介する。
(第3章以降は、次の半年が終わった頃に執筆予定、、、2023年9月頃)

1.コミュニティ発足の経緯

筆者の妻に夢があった。「助産師としての知識を活かしながら、子育てのするママ達の日常を少しでも明るくしたい」という夢が。

妻は長男を2015年に授かって以降、大学卒業以来勤務していた病院を退職し、専業主婦となっていたが、地域根差したNPO法人との巡り合わせがあり、2020年1月から「"NPO法人が新たに立ち上げた子育て広場"で行う助産師相談での担当助産師」となることとなった。

~参考:つどいの広場 いろは🌈~
古くに建てられた町の公民館の1つを改修することで、開設された子育て広場。【未就園】となる0~3歳の子供と保護者が利用することができる。
施設を運営するのは、NPO法人そら

その子育て広場は【未就園】のお子さんを持つ家庭を対象にした広場であるため、毎年3月には子育て広場を卒業されるお母さん方がいた。妻が担当助産師となって2回目の3月を迎えた頃、妻の中に「この子育て広場で培われたママ同士の"ゆるい"繋がりを、卒業後も残せないか?」という問いが浮かんだ。

結果、その問いに対する答えとして「地域の子育て世帯を対象としたコミュニティ」を共感してくれるママさんと共に立ち上げるに至った。と言っても最初の参加者は妻を含めて5世帯ほど。スモールな出だしとなった。

最初はここ (70世帯) まで拡大しようとは思っていなかった。もっと身の回りの方を中心に細々と取り組んでいくことをイメージしていたが、地域のママさん方の要望ともマッチした結果、現在の規模にまで成長している。

2.コミュニティの運用形式

コミュニティは『facebookグループ』と『LINEオープンチャット』を併用運用しており、各世帯 好きな方に参加して貰うスタイルを取っている。

立ち上げ当初数ヵ月は、『facebookグループ』のみでの運用であったが、世帯代表で参加してくださるママさん方(主に20代~30代)に関して、facebookの使用率が非常に低かったため、後から『LINEオープンチャット』版を立ち上げるに至った。なお、発信している情報はいずれも同じである。

( コミュニティトップ画像 / 名称はコミュニティの意図が分かりやすい形で✨ )

なお、『facebookグループ』LINEオープンチャット』共に検索条件は【公開】にしているため、調べて貰えれば見つけることが出来る。

ただ、『LINEオープンチャット』関しては「地域の子育て世帯を対象としたコミュニティ」という立ち上げ背景に沿い、参加するためには「町の何区に住んでいるか?」を入力の上で参加申請して頂くことを求めており、確認の上で "こちらが承認した方のみ" 参加/閲覧できる様になっている。

もともと『LINEオープンチャット』は「承認作業なく、誰でも参加できる形式」にしていたが、コミュニティ参加人数が徐々に増える中で「子育てに関係がない内容を宣伝するユーザー」が紛れ込む様になったため、承認形式に切り替えた。もしも、似た様なコミュニティの立ち上げを考えられている方がいれば、その点は留意された方が良いかと思う🔺

もしも、このnote等をご参照頂く中で「取り組み内容が気になった」方がいれば、『facebookグループ』をグループに参加していなくても覗ける形式にしているので、そちらを覗いて貰えたらと思う。

3.コミュニティでの取り組み概要

立ち上げ当初からのコミュニティの目的は「そこに加わった家族に、ちょっとした楽しみのキッカケを提供する」ことあり、今もそれは大きく変わっていない。立ち上げ当初からその目的に沿って、大きく2つのことに取り組んでいる。

[1] 地域に根差したイベントの開催

妻が助産師相談(上述)等で関わりを持つママさん方との会話や、夫婦で交友がある地域の友達家族との会話の蓄積を土台に、「こういうイベントを行ったら、みんな楽しんでくれそう」と妻が閃いた内容を軸に、肉付けを行ってイベントの形にして開催する。

イベントの閃きから実行までの大まかな流れは以下である。

~イベント実行までの大まかな流れ🌱~
① 地域の子育て世代との会話を蓄積を元にイベント閃く (主に妻👩)
② 閃いた内容を軸にイベントの草案を考える (主に筆者👨)
③ イベント実行に伴い必要な協力者がいれば声をかける (主に妻👩)
④ イベントの詳細整合、告知用文面の作成 (主に筆者👨)
⑤ イベントの告知、イベント参加者集め (主に妻👩)
⑥ イベント当日の進行 (夫婦で協力 / 前面に出るのは妻👩👨)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これまでに開催したイベントの内容は別noteに記載するが、これまで開催してきたイベントを振り返ると、以下の様な費用/人数/場所で実施している。
ーーー
・参加費用:無料~2000円
・参加人数:10名~100名
・開催場所:居住する町内の範囲
ーーー

( これまで開催したイベントの雰囲気一例 / 当日撮影した写真にぼかしをかけて掲載 )

[2] 地域で行われるイベント情報の展開

地域に根差したイベントは、意外と告知力が弱かったりする。『散歩がてら、ふらっと家族で参加できるくらい身近でありながら、参加してみるととても楽しめるイベント』が定期的な頻度で開催されている一方で、その開催情報は町の広報誌にサラッと掲載されているだけのことも多く、子育てに忙しくするママ達までなかなか届かない。

そのため、コミュニティでは町の広報誌やその他情報源から転載する形で、イベントの紹介を行っている。ただ、何でもかんでも掲載してしまうと玉石混合になってしまい、結果的に紹介するイベントに対する信憑性が薄くなってしまうため、紹介には一定の配慮を行っている。

例えば、具体的には自分達で以下の様なフィルター掛けを行ったイベントを紹介する。

~コミュニティで紹介するイベントの一例📣~
🚩 町が開催するシーズンイベント (夏祭りなど)
🚩 イベントの開催元を踏まえて信頼できるイベント
🚩 自分達が実際に参加経験があり良かったイベント
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

展開の頻度は月に多くても数回程度であるが、自分達がちゃんとオススメできるイベントを紹介することを大切にしている。

( 例えば町の公園で実施されるイベントなど / 油断していると意外と見逃しがち🔍 )

4.コミュニティの今後の展望

第1章以降に記載する各イベントを通じて、コミュニティへの参加世帯数/参加人数が増えてきたこと、ならびに町のNPO法人や農家さんとの繋がりが太くなってきたことによって企画可能なイベントの幅が広がってきた。

ただし、イベントの幅が広がっても肝心の実行メンバーが筆者夫婦2名のままであると、コミュニティの参加世帯数/参加人数にマッチする形でイベントを打ち出していくことが徐々に困難になる。

あくまで、このコミュニティの目的は「そこに加わった家族に、ちょっとした楽しみのキッカケを提供する」であり、コミュニティを通じ "町内/町近辺で行うちょっと楽しいイベント" に足を延ばす行動にまで繋げていきたい。

そこで、1つは『町の子育て世帯の盛り上げに強い関心がある人』『自分の特技を何かしらの形で地域に活かしたい人』を実行メンバーに取り込みながら、実行メンバーの輪を増やしていく取り組みが推進したいと考える。

また、少し一足飛びではあるが、近隣企業との繋がりも培った上で "社会科見学" の様なイベントも企画していきながら、最終的にどこかしらの企業から協賛などを得ていくことも目指していけたらと面白いと考えている。

ーーー
ここまでお読み頂きありがとうございました!💐

次の第1章では、最初の半年間での具体的な取り組みを時系列で整理して
紹介します。続く第2章では、更に次の半年間で行ってきた具体的な取り組みを、、その後の第2.5章では、次の半年に向けた仕込みや現在の全体像を紹介します。未読でご興味がある方がいれば覗いてみてください💡

(参考)本noteに関連する情報




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