見出し画像

【アメリカ・学校ボランティア日記Vol.5】なぜ学校ボランティアをするの?

こんにちは。アメリカ駐在主婦 Kayです。

私の住んでいる地域では、
紅葉が綺麗な季節になってきました。
毎朝のウォーキングが清々しい季節です。

アメリカ・学校ボランティア日記、
今回は少し寄り道になりますが、
「なぜボランティアをするのか?
ボランティアに協力するのか?」について、
お話ししたいと思います。


1. コミュニティ奉仕の意識


学校やアダルトスクールでボランティアを
していると、「ボランティアを自然に
やっていること」の背景に、キリスト教の奉仕(Service)意識があることを感じます。

「自分ができることで、コミュニティ(教会)のために奉仕する」意識が社会に根付いているの
です。

時間があればボランティアで、お金があれば
寄付で、技術や知識があれば、その役割を担って・・・・と、自分ができることで貢献すると
いった感じです。

特に、保護者以外のボランティアの方々は
この意識を持ってボランティアしていることが
多いように感じます。

学校の保護者にとっては、1はもちろんですが、
その他にも色々な理由がありそうです。

約1年間学校でボランティアをしてきて、
保護者の実情として、こんなモチベーションも
見えてきました。

2. こどもの様子、学校の様子がよくわかる


何よりも、自分の子どもの様子が見られ、
安心すること・フォローしてあげた方が
良いことがわかるようになります。

休み時間・クラス時間中の友達や先生との
関わり、学校の雰囲気など、百聞は一見にしかず
です。

私自身も、ボランティアを一番初めに始めた
理由は、英語ができない子どもたちの様子が
心配で心配で・・・始めたのでした。

3.こどもが喜ぶ


ボランティアで学校に行くと、
子どもはとても喜びますし、誇らしげです。

子どもから「XXちゃんのお母さん・お父さん
みたいに、ボランティアをやってほしい」と
言われて、脚を運ぶ保護者も多いようです。

低学年のうちは特に喜びますね。
高学年の息子も、恥ずかしそうにしながらも、
嬉しいようです。

4.先生・学校との関係構築

保護者がボランティアする理由の中で、
結構大きな一つとしてあるようです。

ボランティアに積極的な保護者のことは
先生もよく覚えていますし、個人面談のたびに
「ありがとう」と感謝されます。

先生との良好な関係構築や近い距離感
(顔見知りになること)により、
困りごとがあったときに先生や事務局に
相談しやすくなります。
これは、私自身も実感していることです。

クラス配置にも若干影響があるという人もいます。

今娘がいるクラスの先生は学校一と言われる
くらい素敵な先生なのですが、
クラスに集まっている子は指示を聞ける
自立している子か、保護者が学校ボランティアに
積極的な子が多いと聞いたことがあります。

上記は噂にすぎませんし、
学校はもちろん皆平等に対応しています。

ただ、学校も学校活動に積極的に協力して
くれる保護者を大切にするのは当然と言えば
当然なように思います。

5.私がボランティアをする理由


最後に、私がボランティアをしている理由に
ついても触れておきたいと思います。

私がボランティアをしている一番の理由は
「今しかできない体験をしたいから」です。

私はフルタイムで十数年仕事をしてきたので、
完全に仕事から離れている今の時間を
「サバティカル休暇」ととらえています。

サバティカル休暇では、今まではなかなか
時間が取れずできなかったことに取り組みたい
と思っています。

一つは「家族との時間を最大限に楽しむこと」
二つ目は「専業主婦業を極めること」
三つ目が「興味のあることに没頭すること」
です。

ボランティアは
三つ目の「興味があることに没頭する」の一つ
です。

アメリカというボランティアが過去から
盛んな社会で、人々が何を考え、
どんなかかわり方で、どんな内容のボランティア
をやっているのかを体感したかったのです。

特に、私自身が関心が高い「教育」の分野で
ボランティアを続けていくことで、今後の
自分につながっていくように感じています。

今回は、アメリカで人々が学校ボランティアに
協力する理由について、
感じてきたことを書きました。

今週もお読みいただき、ありがとうございます。

来週は「小学校でのボランティア内容・先生の雑用サポート編」について書きたいと思います。

ではまた、来週金曜日に。

良い週末を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?