【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.9】リリーさんが大好きな理由

こんにちは。アメリカ駐在主婦 ケイです。

今日は、私の大好きな「学校ボランティア」の
リリーさん（仮名）の話をしたいと思います。

前回のブログでも触れたのですが、
アメリカでは先生にクリスマスギフトを送る習慣
があります（もちろん任意です）。

ギフトは個人で渡しても良いのですが、
クラスで取りまとめて「クラス有志からの
ギフト」として先生へ渡すことが多いです。

クラスの取りまとめは、「Room Parents」
と呼ばれるクラス代表のボランティアが
やってくださいます。

具体的には、クラスの保護者から寄付を募り、
寄付を纏めて、先生好みのギフトを購入して
先生に渡してくださるのです。

たまたま、私の２人のこどもたちとクラスが
一緒のママ、リリーさんが、両方のクラスで
代表をしてくださっているのですが、
先日、リリーさんの「ちょっとした気遣い
（でも、なかなか気づかないし、
できないこと）」に感激したのです。

クリスマスギフトは12月のクリスマス前に
先生に渡すのですが、1月に入ってから、
リリーさんからクラス保護者宛にメールが
届きました。２人のこどもたちが一緒のクラス
なので、私はメールを２通受け取りました。

メールの内容は、こんな感じ。
下に意訳もつけますね。

＝＝＝

Hello families of Ms.XXX's class,

Thank you all for your very generous donations for Mrs. XXX's holiday gift fund! 

For her very well-deserved holiday gift from our families, we were able to get Ms. XXX a $XXX gift card to Target (with a promo, we only paid $XXX), a Fresh gift set and facial mask from Sephora and a card. Please see the attached photo. 

Thank you again for your generosity and happy holidays!

Warmly,
Lily

XXX先生クラスのご家族の皆さま、こんにちは。

XXX先生のホリデーギフト寄付へのご協力、本当にありがとうございました。

いつもご尽力くださっているXXX先生へのクラスの家族からのプレゼントとして、TargetのギフトカードXXXドル分（プロモーションでXXXドルで購入できました）、Sephoraの化粧品のギフトセット、シートマスク、カードを先生にお渡ししました。添付写真をご参照ください。

今回のご協力、本当にありがとうございました。よい新年を。

リリー

※Targetはアメリカのどこでも見かける、
大型スーパーと量販店が合わさったようなお店
（ちょっと洗練されたドン・キホーテみたいな
感じです。ドン・キホーテさん、すみません。）
です。Sephoraはアメリカの化粧品セレクト
ショップです。

リリーさんの何に感激したかというと・・・

• まず、贈ったギフトの内容のフィードバックをしてくれたこと。渡米してから、何回かギフトの取りまとめに寄付をしてきていますが、贈ったギフト内容のフィードバックをもらったのは初めてでした。

• 2人の先生それぞれにギフト内容が異なり、先生の好みや性格に合わせ、センスのよい素敵なギフトを手配してくれたこと。先生方もとても喜んでくれたことが、その後、先生からのメールからも良く伝わってきました。

• イメージがわきやすい、贈ったギフトバスケットの写真を添付してくれたこと

• ギフトカードをプロモーションでお得に購入したことまで書いてくれてくれたこと

リリーさんの性格から、きっと、彼女としては
ちょっと気遣いでしたことなのだと思うの
ですが、本当に素敵だなと感じた出来事でした。

実は、今までもギフト向け寄付した後で「寄付は
集まったのかな？どんなものを先生に贈った
のかな？喜んでもらえたのかな？」と思うことは
あったのですが、忙しい中手配してくれている
代表の方にわざわざ手間をかけさせるのも・・・
と思って、聞くことはありませんでした。

それに、集まった大きな額のお金を
上手に使って、先生には更に+αの価値が届けられ
たことまで伝えてくれるのも、嬉しいですよね。

してくれたことに関して、簡単でも良いから
「感謝と一緒に結果を伝えるのは大切だな」と
改めて感じた出来事でした。

今回は、小学校ボランティアでクラス代表を
してくれているリリーさんのことが大好きな理由
について、お話ししました。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

それでは、また来週金曜日に。

みなさん、よい週末を。