自分のことはルール化しよう
予定を立てても、ご褒美があっても、大損を被ると分かっていても、どうしても「やれない」ことがある。分かっているけどやめられないと表裏一体、分かっていてもやれない。それは誰にでもある当たり前のことであり、そのため四苦八苦して私達はなんとか回避しようと躍起になる。
もし、「やれない」ことで困っているなら1つ試すといい方法がある。それは難しいことでも突飛なことでもなんでもなくて、自分のことをルール化するということた。
朝起きたらこれをする。一日一回はあれを忘れない。仕事には必ずこれを持っていく、どこへ行く、誰と話す…などなど。定式化できる自らの行動を、最低でも一つ決めてしまう。そうしてそのルールを遂行するのだ。
万が一守れなかった場合に備えてのルールがあるならばなお望ましい。
そうして、ルールを守ることを当たり前にする。どうせ、そうしないとやらない私達は、ルールを守れないことに慣れてしまうのはとても良くない。
人間は自由である。それは行動の責任を背負っているということでもある。そうなると定式化されていない行動に対して、どうしても慎重になってしまう。確実に得するかは分からないのに、そう簡単に動けなくなる。
そうやって凝り固まった私達に最適なのは、そんなカチコチでも従えばやれたことになるルールである。それを続け、自分はやれるのだと自信を取り戻す。そうすることで諦めていた物事も、もっともっとできるようになる。
もちろん、本当にやりたいことをルール化によってやってもいい。ルール化したほうがやりやすいこともある。私達は自由だが、そのせいであと一押しが足りないことも往々にしてあるからだ。
ルール化。それは「やれない」を「やれる」にする。してくれる。もしあなたに、自らを定式化できていないと感じる部分があるのなら、それはルール化の大いなるチャンスである。
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