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ステージでのイヤモニのススメ

昨今、テレビやライブイベントでみる歌手たちの多くが、イヤフォンをつけて歌っていますね。例外もいますが、数でいうと圧倒的です。これがイヤモニです。 さて、みんなな…

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2年前
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ワイヤレス IEM 機器のレイテンシー調査

手持ちの機器を実測しました、というだけのお話。 なお、状況等によってレイテンシーにばらつきが出ることもあるので、だいたいこんなもん、という目安としてご活用くださ…

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1年前
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ボーカリストがリハスタでイヤモニを使うには

このノートは以下のシナリオを中心に書いています。 バンドのボーカリストが、リハーサル スタジオで、イヤモニを使うための操作 最終的にはライブハウスでイヤモニを使…

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2年前
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UAD 版 Auto-Tune Realtime Advanced を DAW から操作

近年、ライブ パフォーマンスにおいてもリアルタイムでピッチ補正をするケースが増えています。レイテンシーなく、しかも高品位で、となると、2022 年初頭においては Unive…

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2年前
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UAD Console の MIDI 制御を試してみた

大切なことなので先に書きます。 ここで使っている UA Midi Control を使った方法は Universal Audio 社 (以降 UA) が提供している機能ではなく、公式にも認めていない方…

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2年前
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備忘録:RME UFX から UFX+ へのワークスペースの移行

だいたい頑丈で信頼性も高くて手放したくない UFX なので、何かあっても修理して使う人が大半だと思います。ただ、自分のように MADI ほしさに UFX+ に移行する人もいるで…

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3年前
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MIDI のピッチ表記問題

MIDI ノートの 60 番の「中央のド」の音をどう表記するか、という古くからの問題。実は MIDI 規格として規定がないのです。これが諸悪の根源。これからも苦しむことになり…

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3年前
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ステージでのイヤモニのススメ

ステージでのイヤモニのススメ

昨今、テレビやライブイベントでみる歌手たちの多くが、イヤフォンをつけて歌っていますね。例外もいますが、数でいうと圧倒的です。これがイヤモニです。

さて、みんななぜイヤモニで歌い、演奏するのでしょうか。きっといいことがあるのかな、と思いますよね。それをざっとまとめてみました。

諸説あるでしょうし、ここに書かれていない長所・短所もあると思います。興味を持ったらいろいろと調べてみるといいでしょう。

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ワイヤレス IEM 機器のレイテンシー調査

ワイヤレス IEM 機器のレイテンシー調査

手持ちの機器を実測しました、というだけのお話。
なお、状況等によってレイテンシーにばらつきが出ることもあるので、だいたいこんなもん、という目安としてご活用ください。

前置き:レイテンシーの桁感一般的には 20 msec (0.02 秒) より遅いと演奏者に違和感が出ると言われています。演奏者のレベルやパートにもよりますが、10 msec 以内であることが望ましいでしょう。

BPM 120 の場

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ボーカリストがリハスタでイヤモニを使うには

ボーカリストがリハスタでイヤモニを使うには

このノートは以下のシナリオを中心に書いています。

バンドのボーカリストが、リハーサル スタジオで、イヤモニを使うための操作

最終的にはライブハウスでイヤモニを使う前提

バンドのパートは、ギター、ベース、ドラム、鍵盤を想定し、普段のスタジオ リハはこなせるメンバーたちと一緒である

イヤモニのためのワイヤレス システムは Xvive XV-U4 を想定し、イヤフォンは遮音性のあるものを用意して

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UAD 版 Auto-Tune Realtime Advanced を DAW から操作

UAD 版 Auto-Tune Realtime Advanced を DAW から操作

近年、ライブ パフォーマンスにおいてもリアルタイムでピッチ補正をするケースが増えています。レイテンシーなく、しかも高品位で、となると、2022 年初頭においては Universal Audio 社の UAD システム上で動く、Antares Audio Technologies 社の Auto-Tune Realtime Advanced が最有力となります。

これを現場で利用するにあたり、ライ

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UAD Console の MIDI 制御を試してみた

UAD Console の MIDI 制御を試してみた

大切なことなので先に書きます。

ここで使っている UA Midi Control を使った方法は Universal Audio 社 (以降 UA) が提供している機能ではなく、公式にも認めていない方法です。いつの日か使えなくなったら諦める覚悟が必要です。その日がこないことを願いながら、設定の備忘録としてこのノートを書いています。

UA の apollo シリーズをコントロールする Conso

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備忘録:RME UFX から UFX+ へのワークスペースの移行

だいたい頑丈で信頼性も高くて手放したくない UFX なので、何かあっても修理して使う人が大半だと思います。ただ、自分のように MADI ほしさに UFX+ に移行する人もいるでしょう。というのが今回のお話。

自分の使い方自分は主にライブでのイヤモニのモニター ミキサーとして使っており、常に複数のバンドや団体のセッティングをぐるぐると変えながら使っています。

入力チャネルにラベル名をつけたり諸々

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MIDI のピッチ表記問題

MIDI ノートの 60 番の「中央のド」の音をどう表記するか、という古くからの問題。実は MIDI 規格として規定がないのです。これが諸悪の根源。これからも苦しむことになります。

昭和の時代から、ヤマハとローランドで違うんだよな、とは思っていながら、どっちがどっちだっけ、とすぐに答えられる人は少ないわけです。自分もそうです。

というわけで、DAW 目線ではありますが、いろいろ調べたので、自分

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